電車で…「切符を無くしたので1000円頂けないか？」老人を助けたら衝撃の結末に…

切符をなくした男性のために

大学生の頃、電車で大学へ通学していたときのことでした。

隣の席に座っている初老の男性がチラチラこちらを見てくるのです。不思議に思い「何かご用ですか？」と聞いてみたところ、その男性は「次の駅で降りて帰りたいんだけど、切符を無くしてしまって…。お金もないので1000円だけ頂けないか？本当に困ってる」と言ってきました。

私は、それは気の毒だと思いバイトで稼いだ1000円を渡しました。偶然その男性と同じ駅で降りたので、様子を見てみると手元から切符を取り出し改札口に入れてそのまま去って行きました。

まだ学生で純粋で無知であった私は、世の中には息をするように嘘をつく人もいるんだな…と、とても心を痛めました。それ以降、安易に人にお金を貸したり渡さなくなったので結果的には良い教訓になったと思いたいです。

(男性/33歳/会社員)

公共の交通機関ではたくさんの人が利用します。乗客全員が思いやりをもって気持ちよく利用できるといいですね。

※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。