自己肯定感は、自分をありのまま受け入れ、自分自身の価値を認識し、信じる心の力です。
自分の長所だけでなく短所をも受け入れ、それでも自分を肯定できる状態を指し、幼い頃からこの感覚を養うことが望ましいとされています。
自己肯定感が充実していると、困難に直面しても前向きに挑戦し、自己成長を続けることができます。
子どもの自己肯定感を育むには、親や周囲の大人のサポートが欠かせません。
実際、三重県が実施した調査では、子どもが自己肯定感を持つためには、大人からの理解と受け入れが重要であることが示されています。
子どもが提案する新しいことや興味を示す活動に対し、単に反対するのではなく、理由を聞いてみることが大切です。
そのような対話を通じて、子どもは自分が尊重されていると感じ、自己肯定感が育まれるでしょう。
また、子どもを大切にすることを意識し、その存在を認めることで、子どもはさらに自分自身を好きになり、自己肯定感が高まります。
自己肯定感が低いと、自分に自信が持てず、先延ばしや避ける傾向が強くなることがあります。
また、他人の意見や評価に左右されやすくなり、自分で積極的な判断や選択をすることが難しい場合があります。
これらは、成長の機会を逃し、将来的に自身の可能性を制限してしまう結果に繋がる可能性があるため、注意が必要です。
自己肯定感を育む際には、「話を聞く」、「肯定的な表現を使う」、「笑顔で接する」という3つのポイントを押さえることが重要です。
たとえば、子どもが宿題よりも漫画を選んだ場合、「宿題をしなさい!」ではなく、「その漫画、面白いの?宿題の後で一緒に読もうか?」という声かけで、子どもの気持ちを尊重しながら、肯定的な行動を促すことができます。
このような穏やかで肯定的なアプローチにより、子どもは自分が価値のある存在だと実感し、自己肯定感が養われます。
子どもの自己肯定感は、日々の小さな積み重ねによって形成される大切な資質です。
家庭での温かいサポートと積極的な声かけによって、子ども自身の心の育成を手助けし、充実した自己肯定感を持つ子どもへと導いてあげましょう。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
愛されている子ども・愛情いっぱいに育てられた子どもの特徴|わが子が出すサイ...
2023.08.13
夫の帰宅直後…「話がある、ちょっと来て」妻の態度に”違和感”!?その後→妻...
2024.08.01
高級寿司店で…女「早くお金持ってきて」私「は?」”50万超え”の会計を押し...
2024.08.18
イヤミな友人が「すぐ第二子妊娠とか節操がないね(笑)」というので、ついにみ...
2024.10.16
パパっ子になるのはママの愛情不足が原因?ママ嫌いに見えてしまう理由やパパっ...
2023.08.24
「大好き」と言われて育った子の特徴は?今からできる「満たされた子」に育てる...
2023.09.19
【ダイソー工作】たった400円で完成する「おうちプラネタリウム」が感動的!...
2021.08.06
小学校3~4年生は要注意!?「ギャングエイジ」とは?時期・特徴・問題点や子...
2022.12.17
急に挙動不審になった夫の”ある事情”#1
2024.08.10
【保育士が解説】5歳児の発達と特徴|反抗期がくるって本当?接し方やおすすめ...
2023.10.02