ある年の暮れ、夫の実家へ帰省したときのことです。 実家に到着するやいなや、義母から「嫁ならまず台所に行くのが当たり前よね?」と言われ、私はコートを脱ぐ暇さえ与えられず、極寒の台所へ連行されました。
元旦も私だけが早朝から料理と片付けに追われる奴隷のような扱い。 夫は私をかばうどころか、何も言わずぬくぬくとこたつに入り、テレビを見て笑っているだけでした。
そして帰りの車内。 溜まっていたストレスが爆発し、私は涙ながらに「お義母さんの嫁いびりが酷すぎるよ。ずっと辛かった。なんで助けてくれなかったの…?」と訴えました。
しかし、夫はあろうことか鼻で笑い「大げさだって。正月くらい我慢しろよ」と言い放ったのです。
その瞬間、なぜか涙がピタッと止まりました。 そして私は近くのサービスエリアに入ると、ドアロックを解除して告げました。
「降りて。そんなにママが好きなら、歩いて戻れば?」
呆ける夫を無理やり車から降ろし、私はそのままアクセル全開で発進。 バックミラーに映る、寒空の下でポツンと取り残された夫を見て、今までにない爽快感を感じました。
その後、夫がどうやって帰ってきたのかは知りませんが、今は離婚に向けて弁護士と話し合っています。
(女性/40代/パート勤務)
結婚後、義実家との関係に戸惑うことは決して珍しくありません。 小さなすれ違いが大きなわだかまりにならないよう、日々のやりとりを丁寧に重ねていきたいですね。
みなさんも自分の気持ちを大切にしながら、少しずつ良い関係を築いていけますように。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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