STEAM教育ってなに?クリエイティビティを伸ばす新時代の学び方

STEAM教育ってなに?クリエイティビティを伸ばす新時代の学び方
「これからの時代に必要な教育とはどんなものだろう?」と悩む方もいるかもしれません。この記事では、STEAM教育の概要や世界で注目される理由、日本での取り組みについて詳しく紹介します。ぜひ参考にしてください。
目次

STEAM教育という新しい風

STEAM教育とは、「Science(科学)」「Technology(技術)」「Engineering(工学)」「Arts(芸術)」「Mathematics(数学)」の5つの領域を統合した教育アプローチのことです。

もともとはSTEM教育として知られていましたが、クリエイティビティやデザインスキルの重要性が浮き彫りになり、その範囲が拡張されました。

この教育は、単に知識を渡すだけでなく、創造的な問題解決能力を養います。

実際、ロボットやアプリの設計にあたり、科学技術の知識だけでなく、美的センスも必要になる場面が多々あります。

世界が注目する理由

国際的にもSTEAM教育の重要性が認識されており、アメリカではオバマ元大統領の下で大きく推進されました。

この動きは署名と共にビル・ゲイツやマーク・ザッカーバーグなど多くの影響力ある人物から支持を受け、教育への投資も積極的に行われています。

シンガポールやインドなど他国でも、子どもたちがテクノロジーに親しむためのSTEAM教育施設が設立され、新世代の育成が強化されています。

日本でも広がるSTEAM教育

日本でも文部科学省を始め、様々な団体がSTEAM教育の推進に乗り出しています。

例えば、2020年度からは小学校でのプログラミング教育が必修化され、子どもたちが早い段階からデジタルツールに慣れ親しむ機会が増えています。

また、経済産業省では「未来の教室」プロジェクトを通じて、音楽と算数、プログラミングを融合させた学習プログラムなど、革新的な教育方法が提唱されています。

おわりに

AI時代を生きる今後の世代にとって、STEM教育から進化したSTEAM教育はますます重要になってきていると言えるでしょう。

科学技術の知識はもちろん、それを活かすための創造力や美的センスを育てることで、子どもたちは未来で直面する様々な課題に柔軟に対応できる力を身につけられると思われます。

親としては、プログラミングだけでなく、アートの要素も取り入れた学びの場を提供し、子どもの可能性を広げてあげることが求められているかもしれません。

(おやこのへや編集部)

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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