おうちで過ごす時間が長くなった子どもたち。自然とテレビやゲーム、タブレットなどに触れるスクリーンタイムが長くなってしまったという家庭も多いのでは?
親としては「こんなに長い時間見ていて大丈夫かしら?」と心配になるもの。子どもについ口を出してけんかになるより、子どもが自分から時間を気にしてくれたらどんなに楽か…!
そんなママ・パパにぜひ使ってみてほしいお助けアイテムがあるんです。その名も「タイムタイマー」!3人育児に奮闘中のライター・タキザワが、スマホやタブレットに興味津々の5歳の長男とタイムタイマーを使ってみました。
果たしてスクリーンタイムをめぐるおやこ喧嘩は減るのでしょうか…?
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筆者の古いタブレットを見て、「使ってみたい!」と言っていた長男。せっかくなので知育アプリでタブレット学習を始めてみよう!と思い立ちました。
しかし一旦ハマるととことんやり続けてしまう息子。時間制限は必須!「1日30分にしようね」と約束し、アプリの時間設定もしたものの、始めてから「あと〇分ね」と声かけしたら「あとそれだけしかないなんて知らなかった!もっとやりたい!!」と言われそうで…。
まだ時間感覚を持つのが難しい幼児に、制限時間を守らせるのは難しそう…。頭を悩ませていたところに、登場したのがこの「タイムタイマー」です!
タイムタイマーは見た目も使い方もとってもシンプルな60分タイマー。中央のノブを回して目的の時間にセットしたらスタート!時間の経過とともにディスク色部分が消えていき、色部分が完全に消えたらタイムアップ!
アラーム音をONにしていれば、ピーッピーッという音とともに時間を知らせてくれます。
さっそく息子にも自分で30分を設定してもらいました。「30は3と0だから、一番下のところに針を合わせて~」と数字の勉強もでき、一石二鳥♪
タイムタイマーを脇に置き、アプリを検索。「どれにしようかな~」なんて呟きながら、タイムタイマーをちらちら見ています。おお!ちゃんと自分で時間を気にしている!順調に見えたかと思ったその時…。
珍しいものに目がない2歳の妹が針を動かしてしまいました!わ~!やめてやめて!!
妹の手が届かない場所に置き、気を取り直して再スタート。「順調に進んでるな~」と安心して、少しその場を離れたのですが、帰ってきたときになにか違和感…。
「あれ?時間そんなに残ってたっけ?」ニヤニヤしている息子。なんと母がいない隙を見計らって、自分で時間を増やしていました!油断も隙もない…!
使い方が簡単というのがタイムタイマーのメリットですが、すぐいたずらができてしまうというデメリットも。集中が途切れやすい子どもだと、やはり親がそばについていなければいけませんね。
時間を設定し直して、残り時間もあと少し。息子もタイムタイマーを見て、「わ~!あとちょっとしかない!」と焦っています。
ここからどうするかな…?「やだ!もっとしたい!!」とごねるかな…?と不安になっている筆者をよそに、息子はなんと「あとちょっとしかないから、やっていいよ!」と妹に声をかけて譲っていました。え~!優しい…!普段おもちゃの取り合いばかりしているきょうだいの予想外のうれしい出来事に思わず感動。
残り時間が目で見てわかったからこそ、妹に譲る余裕ができたのかも…。タイムタイマーすごい!ありがとう!!
そして30分。アラーム音とともにアプリも終了。「どうだった?」と息子に聞いてみると、「楽しかった!また明日も30分やろう!」とのこと。タイムタイマーのおかげで、ちゃんと「1日30分」というルールを身につけることができたようです。
タイムタイマーは残り時間が色でわかりやすく表示されるので、まだ時計が読めない子どもも時間があとどれくらい残っているか理解でき、自分で時間の使い方を考えることができます。
今回はスクリーンタイムを管理する目的で使いましたが、逆に「10分はドリルを頑張ろう!」「15分ピアノの練習をやろう!」と集中させたいときにも使えそう。アラームをオフにすることもできるので、子どもの集中を邪魔することもありません。
成長するにつれて求められる時間管理の力。早いうちに習慣として身につけておくに越したことはありません!タイムタイマーで子どもと楽しく時間管理の力を育ててみませんか?
ライター タキザワミユキ
何にでも興味津々なやんちゃな3兄妹を育てるママライター。留学・語学学校での勤務経験を活かし、さまざまなテーマで執筆しています。子供たちの笑顔が毎日の癒し!子供の成長はあっという間だなと実感する日々です。