学校の先生は忙しい。どうやってコンタクトをとればよい?

学校の先生は忙しい。どうやってコンタクトをとればよい?
よく聞く「小学校に入ったら子どもの様子が全くわからなくなった。」という言葉、確かにそうかもしれません。 保育園では毎日の送迎で先生たちと顔をあわせることができた。幼稚園でも先生からの連絡帳やアプリなどで様子を知ることができた。だけど小学校に入ったとたん、様子がわからなくなっちゃった。 さあ、小学校はどうやって先生にコンタクトをとればよい?どの時間帯ならいい?
目次

登校直後の電話は避けて

「そういえば、朝から風邪気味だった。熱はないけど咳をしていたな、学校に電話しよう。直接担任の先生に伝えたい。」はやめてください。

子どもたちの登校直後、担任の先生はすでに教室に行っている人が大半です。 子どもたちとのコミュニケーション真っ最中に電話が入ってばたばたするのは、子どもたちにとってもよくありません。

そして、実は登校時刻は先生の勤務開始時刻前なのです。 出勤とともに「〇〇さんより電話あり。すぐに折り返し電話すること。」のメモをみてあせった経験の先生たちはとても多いのです。

先生たちにお昼休憩はありません

先生たちに昼休みはありません。給食は「給食指導」の時間、昼休みも勤務時間中です。

宿題の〇つけ、ノートのチェック、印刷物の準備、子どもとの会話など給食から昼休みも息つく間もなく過ぎていきます。 学校の先生たちにお昼休憩はありません。

休憩時間は放課後に設定されていますが、実際は仕事をしたり会議や出張が入ったりで、休憩をとることはしていません。 せいぜいパソコンをうちながらコーヒーを飲めるくらいです。

電話連絡は放課後に

6時間の授業が終わり、子どもたちが帰宅したいわゆる「放課後」になって、やっと電話はつながります。

会議や出張で放課後も不在の先生たちもいますが、電話がつながるのはこの時間帯です。 15時から17時くらいでしょうか。

子どもが学校にいる時間は先生たちは子どもと一緒にいます。電話連絡は放課後だけと思ってください。

勤務時間終了後が自動音声になる学校も

仕事が終わらず残っていて帰ろうとすると、保護者から電話があることもしばしばでした。 電話を終えて時計をみると9時ごろ、ということも。

最近は一定の時刻になると自動音声になり、電話がつながらなくなる学校が増えています。 先生たちの超過勤務を減らし、体を守るためです。先生たちだって家庭があります。

連絡帳やアプリでの連絡を活用しよう

先生たちと連絡できるのは実に限られた時間です。

可能な限り連絡帳や導入されている学校は連絡用アプリなどを活用することをおすすめします。 「〇〇の件でお話したい。〇日の16時ごろならよいですか?」と電話をする時間をあらかじめ決めてから電話をするのはとてもよい方法だと思います。

先生たちは保護者のみなさんと話すことを面倒だとは決して思っていません。 機会は少ないですが、気楽にお話してくださいね。

ライター/監修:モリハナせんせい(小学校教諭第一種免許状・小学校教諭第二種免許状、幼稚園教諭第二種免許状、保育士免許)

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執筆者

保育士資格 幼稚園教諭2種 小学校教諭1種2種 モリハナせんせい

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