シャキシャキとした食感が特徴的なたけのこは、炊き込みご飯や煮物など、さまざまな料理に使えます。たけのこの季節になったらぜひ生のたけのこを購入して、いろいろな料理を作ってみましょう。それでは、たけのこについて以下で詳しく解説します。
竹の地下茎から出てくる若い茎のことをたけのこと呼びます。たけのこはイネ科に分類される春が旬の野菜です。たけのこは成長が早く、すぐに竹になってしまうため、生のたけのこを楽しめる期間は限られています。一般的によく食べられているたけのこは「孟宗竹(モウソウチク)」ですが、ほかにも「淡竹(ハチク)」や「真竹(マダケ)」など、たくさんの種類があります。それぞれの種類によって風味や食感が異なります。
たけのこには子どもの健康維持に役立つさまざまな栄養素が含まれています。ここでは3つ紹介します。
たけのこには、腸内環境を整える働きのある食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維には水に溶けやすい「水溶性食物繊維」と、水に溶けにくい「不溶性食物繊維」が存在します。たけのこは特に、便の量を増やしてくれる不溶性食物繊維が豊富に含まれているため、便秘がちな子どもにおすすめです。
たけのこには、ミネラルのひとつであるカリウムも豊富に含まれています。カリウムは余分なナトリウムを体外に排出する働きがあり、むくみの解消に役立ちます。日本人は塩分を摂り過ぎる傾向があるため、カリウムを豊富に含むたけのこを食べて、おやこで塩分の摂りすぎに注意しましょう。
たけのこについている白い粉のようなものは、アミノ酸の1種で「チロシン」といいます。これはうま味成分なので食べても問題ありません。チロシンには脳を活性化させる働きがあるとされています。また、神経伝達物質やホルモン、メラニンの合成に関与しており、体内で重要な役割を果たしています。
春の味覚のひとつであるたけのこには、さまざまな栄養素が含まれています。栄養豊富なたけのこを幼児食に取り入れて、おやこで春を感じましょう。
ライター/監修:haya(管理栄養士)
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