親の『失敗談』が子どもの自己肯定感を育む理由

親の『失敗談』が子どもの自己肯定感を育む理由
「親は完璧であるべき」そう思って、失敗談を語るのを避けていませんか?でも実は、親の失敗談も子どもの自己肯定感を高める、とっておきの教材なんです。ありのままの自分を受け入れる力を、親の失敗談から学べるのです。
目次

「親は完璧であるべき」という考えから、子どもの前で失敗談を語ることを避けるパパ・ママは少なくありません。でも実は、親の失敗談こそが子どもの自己肯定感を育むカギなのです。

ここでは、親の失敗談が子どもに与える5つのポジティブな影響をご紹介します。

1. 失敗は恥ずかしいことではないと教えられる

親が自分の失敗を恥ずかしげもなく語る姿は、それ自体が子どもにとって大きな学びになります。 「失敗してもいいんだ」「失敗は恥ずかしいことじゃない」と、子どもは自然と学んでいきます。

失敗を恐れず挑戦する勇気は、親の失敗談から生まれるのです。

2. 失敗から学ぶ姿勢が身につく

失敗談とともに、そこから何を学んだのかを伝えることが大切です。

「あの失敗から、こんな教訓を得たんだ」と語る親の姿は、子どもに大きな影響を与えます。 失敗をバネに成長する姿勢を、親の背中から学べるはずです。

一番身近な大人がこの大切さを教えてくれることは、子どもの成長にとてもポジティブな影響を与えてくれるでしょう。

3. 親も完璧ではないと知ることができる

親も失敗するんだと知ることで、子どもは親を身近に感じられます。完璧な親ではなく、時には失敗もする生身の人間として親を理解することは、子どもの心の発達にとって重要なことです。

親を身近なお手本として、共に成長していけるきっかけになるでしょう。

4. おやこの絆が深まる

親の失敗談は、おやこのコミュニケーションを深めるチャンスでもあります。

親の新しい一面を知ることで、子どもは親への理解を深められます。 親も子も完璧ではない、お互いに支え合って生きている。

そんなおやこの絆を、失敗談は強めてくれるのです。

5. 自分らしさを大切にできるようになる

完璧主義は自己肯定感の敵です。

でも、失敗を恐れない親の姿は、子どもを完璧主義から解き放ってくれます。 失敗も、ありのままの自分も受け入れること。

それが自己肯定感の土台となり、子どもは自分らしさを大切にできるようになるのです。

まとめ

親の失敗談は、子どもの自己肯定感を育む驚くほどの力を持っています。

失敗を恥じることなく、学びと成長の種だと伝えること。 親も完璧ではない存在だと知ること。 そして、失敗も含めてありのままの自分を受け入れることです。

親の失敗談から学ぶことで、子どもはきっと自分らしく生きる力を身につけられるはず。

今日から、おやこで失敗談を語り合ってみませんか。 失敗を恐れない心が、子どもの無限の可能性を開いてくれるはずです。

ライター / 監修:でん吉(保育士)

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執筆者

保育士 でん吉

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