豆苗はシャキシャキとした食感が特徴的で、炒めものやスープ、和えものなど、幅広い料理に活用できる野菜です。また、注意点に気をつければ離乳食中期(生後7~8ヶ月ごろ)から与えることができます。そんな豆苗について以下で詳しく解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。
豆苗はえんどう豆の若菜のことで、にんじんやほうれん草などと同じ緑黄色野菜に分類されます。スーパーでは1年を通して購入することができますが、春が旬の時期とされています。また、豆苗は「再生栽培」ができる野菜です。根の部分を水に浸しておくだけで新しい芽が伸びてきます。これにより、もう一度収穫して楽しむことができるため、経済的にも優しい食材といえます。豆苗を購入するときは、ぜひ子どもと一緒に再生の過程を楽しんでみてはいかがでしょうか。
豆苗には、子どもの成長に役立つさまざまな栄養素が含まれています。ここでは4つ紹介します。
豆苗は野菜でありながら、三大栄養素のひとつであるたんぱく質を含んでいます。たんぱく質は筋肉・皮膚・髪の毛などを作る、子どもの成長に無くてはならない栄養素のひとつです。
豆苗には、強い抗酸化作用を持つβ-カロテンも含まれています。β-カロテンは体内で必要に応じてビタミンAに変換され、免疫機能を向上させる働きがあります。また、β-カロテンは油と一緒に摂ることで吸収率が高まります。
豆苗には葉酸も含まれています。「造血ビタミン」とも呼ばれる葉酸は貧血の予防に役立つだけでなく、赤ちゃんの健やかな成長にも必要な栄養素です。そのため、妊娠を考えている方や妊娠中、授乳中の方は特に意識して摂取しましょう。
豆苗に含まれるビタミンCは、皮膚や粘膜の健康維持に役立つ栄養素です。また、免疫力を高め、風邪を予防する効果も期待できます。季節の変わり目など、風邪をひきやすい時期におすすめの栄養素です。
豆苗は春が旬の緑黄色野菜で、子どもの成長に嬉しいさまざまな栄養素が含まれています。幅広い料理に活用できる野菜なので、旬の時期にはぜひおやこで豆苗を味わってみてくださいね。
ライター/監修:haya(管理栄養士)
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