ナスは煮浸しや天ぷら、炒めものなどさまざまな料理に活用できる万能な野菜です。
ナスを食べるとどのような栄養素を摂取することができるのか、以下で詳しく解説するのでぜひ参考にしてくださいね。
ナスは初夏から秋にかけてが旬の野菜です。 さまざまな品種がありますが、そのほとんどは夏が旬となります。
9月ごろから収穫されるナスは「秋ナス」と呼ばれており、夏が旬のナスと比べると、皮がやわらかく甘みが増すのが特徴です。 「秋ナスは嫁に食わすな」ということわざにも使われています。
また、皮にハリとツヤがあり、色が濃いものを選ぶと新鮮で美味しいといわれています。
ナスはほとんどが水分でできており、栄養がないというイメージを持たれている方も多いでしょう。
しかし、ナスにはさまざまな栄養素が含まれています。 おやこで食べたいナスの栄養素について、ここでは4つ紹介します。
食物繊維には「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」の2種類があります。
ナスには特に不溶性食物繊維が豊富に含まれています。 不溶性食物繊維は便の量を増やし、排便をスムーズにする働きがあるため、便秘がちな子どもにおすすめの栄養素です。
ナスにはミネラルの一種であるカリウムも豊富に含まれています。 ミネラルは体の調子を整える働きを持ち、その中でもカリウムは夏バテ対策に効果的な栄養素として知られています。
また、カリウムは体内の余分なナトリウムを体外に排出する働きを持つため、むくみ予防にも役立ちます。
ナスには「造血ビタミン」と呼ばれる葉酸も含まれています。 葉酸は貧血の予防や、赤ちゃんの健やかな成長に必要な栄養素です。
また、動脈硬化を予防する効果も期待されています。
ナスの皮にはアントシアニン系の天然色素である「ナスニン」が含まれています。 ナスニンはポリフェノールの一種であり、厳密には栄養素ではありませんが「第7の栄養素」と呼ばれ、注目されています。 ナスニンは抗酸化作用を持ち、視力の改善効果が期待できます。
ナスには食物繊維やカリウム、葉酸、そして抗酸化作用を持つナスニンなどが含まれています。
旬のナスは特に栄養価が高く、より美味しく味わうことができるため、さまざまな料理に活用しながらおやこで楽しみましょう。
ライター/監修:haya(管理栄養士)
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