赤ちゃんが成長する過程で、5~6カ月頃から離乳食が始まり、特に9~11カ月頃に手づかみ食べがよく見られるようになります。 この時期は、物を自分でつかみたいという興味が高まるため、手づかみ食べには次のような良い点があります。
・五感の発達を助ける:食べ物の色や香り、感触を通して、赤ちゃんの五感が刺激され、食材への理解が深まります。
・手や指の成長を促す:適切な力加減で物をつかむ練習や、自分の口に運ぶ動作を通して、細かい動きのコントロールが身につきます。
・食べる量やペースを自分で学ぶ:一口の大きさや食べるスピードを自分で調整する力が育まれます。
一方で、手づかみ食べには気をつけたいポイントもあります。
・食事マナーの面での不安:食べ物をいじることが多くなるため、食事の場での適切なマナーが身につくまでには時間がかかることがあります。
・周囲の清潔管理:食べこぼしが増えるため、掃除や着替えの手間が多くなることもあります。
これらが、手づかみ食べを控えたいと感じる理由になることもあります。
手づかみ食べをあまりしない場合でも、1歳半から2歳ごろになると子どもが自然にスプーンやフォークを使い始めることが多くなります。
この時期は、食べこぼしが少なく、マナーの面でも比較的気になりにくい食事を用意してあげるといいでしょう。
手づかみ食べは、子どもの成長にとって大切なステップのひとつです。 ですが、いつどのように始めるかは家庭それぞれの考え方や状況に合わせて決めましょう。
親御さんが自信を持って選び、あたたかく見守っていくことが一番大切です。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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