「後追い」とは、赤ちゃんが親の姿が見えなくなると不安になって泣いたり、あとをついてきたりする行動のこと。 これは「大好きな人のそばにいたい」「安心したい」という気持ちのあらわれで、成長の1つのサインでもあります。
生後6カ月頃から見られ始め、1歳半頃には落ち着いてくることが多いですが、個人差も大きいものです。
後追いされると困る場面のひとつが、トイレの時間ですよね。 そんなときは、「すぐ戻るよ」と声をかけてから離れるのがポイント。
ドア越しに声をかけ続けたり、ドアを開けておくことで赤ちゃんも安心しやすくなります。 少しずつ「短い時間なら離れても大丈夫」と慣れていけるよう、根気よく見守ってあげましょう。
家事の最中は、赤ちゃんが見える範囲にいるだけで安心感が生まれます。
安全なスペースで遊ばせる、あるいは寝かしつけてから作業するなど、少しの工夫で乗り切れることもあります。
また、おんぶ紐を使って赤ちゃんとくっついたまま動くのもおすすめ。 ただし、キッチンなど危険な場所では無理をしないようにしましょう。
2人目が生まれたときには、上の子とのバランスも大切なポイント。 上の子が保育園や学校に行っている間に、赤ちゃんとのスキンシップ時間をしっかり取ると、下の子も安心して過ごせます。
家族や友人に協力してもらいながら、それぞれの子どもとの時間を大切にしていけると理想的ですね。
後追いは、赤ちゃんが「大好きな人と一緒にいたい」と感じている証。 ときには大変に感じることもあるけれど、その気持ちの強さは、おやこの絆がしっかり育っている証拠でもあります。
この時期ならではの関わりを楽しみながら、無理のない範囲で工夫して乗り越えていきましょう。 きっと、いつか振り返ったときに「そんなこともあったな」と笑顔になれる、大切な時間になっているはずです。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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