STEAM教育って何?子どもの創造力を育てる“新しい学び”とは

STEAM教育って何?子どもの創造力を育てる“新しい学び”とは
STEAM教育という言葉を耳にしたことはありますか? この記事では、子どもの創造力や思考力を育む“新しい教育のかたち”を、やさしく解説していきます。
目次

STEAM教育ってなに?

STEAM教育とは、「科学(Science)」「技術(Technology)」「工学(Engineering)」「芸術(Arts)」「数学(Mathematics)」の5つの分野を組み合わせた、新しい学びのかたちです。

もともとは理数系を重視したSTEM教育が中心でしたが、今はそれにアートの要素を加えることで、創造力や表現力も育てていこうという流れが広がっています。

たとえばロボットづくりひとつをとっても、動かす仕組みだけでなく「どんな見た目にするか」「どんな動きが人に伝わりやすいか」といった芸術的な感性が求められる場面が増えているのです。

海外ではどんなことをしてるの?

世界ではすでに、STEAM教育を取り入れたさまざまな取り組みが進んでいます。

幼い頃からコンピューターにふれたり、ロボット制作やプログラミングにチャレンジしたりと、子どもたちの好奇心を刺激する学びの場がどんどん増えています。

アジア圏の国々でも、専用の教育施設ができたりと、STEAM教育は世界的なスタンダードになりつつあります。

日本でも広がってるの?

日本でも近年、学校教育においてプログラミングの授業がスタートしたほか、理系・文系の枠を超えた学びに力を入れる動きが出てきました。

小学校では、パソコン操作や論理的な思考力を育む授業が増え、中高・大学では、テクノロジーとアートを組み合わせた新しいカリキュラムが整いつつあります。

なかには「音楽」と「算数」と「プログラミング」をつなげたユニークな学びもあり、楽しみながら発想力や感性を伸ばす工夫がたくさん取り入れられています。

おわりに

これからの時代、ただ知識を覚えるだけではなく、自分の考えをかたちにする力や、人とちがう視点をもつ柔軟性がとても大切になっていきます。

STEAM教育は、そうした力を自然に伸ばしてくれる新しい学びの形。 保護者としても、子どもがさまざまな分野にふれながら、自分らしく考え、表現することを応援していけるといいですね。

身近なところから少しずつ「楽しい学び」の扉を一緒にひらいてみてください。

(おやこのへや編集部)

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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