仕事終わりの電車で…小学生「どうぞ座ってください」私「大丈夫だよ、ありがとう」直後⇒まさかの思惑に「え？」

小さな気づかいが心に響いた夜

数年前、仕事帰りの電車でのことです。残業が続いていたけど、その日は久しぶりに早く帰れた夜。

車内は空いていましたが、私はなんとなく座らずに立っていました。

すると、向かいに座っていた小学生くらいの男の子が、「どうぞ、座ってください」と席を譲ろうとしてくれたんです。

私は「大丈夫だよ、ありがとう」と笑って答えましたが、その子は「パパも疲れてるときは座ってるから。大人も疲れるんでしょ？」と、まっすぐに言ってくれました。

予想していなかったその返答に「え？」と戸惑いながらも、見ず知らずの子どもに気づかいをもらえたことが、ただただ心にしみました。

あのときの言葉は今でも忘れられません。私も誰かに、そうやって優しさを渡せる大人でありたいと思います。（男性/50歳/会社員）

子どもだからこそ気づける大人の疲れ。そんな気づかいが、疲れた心にそっと寄り添い、癒してくれることがあります。

みなさんも、ふとした優しさに救われた経験はありますか？

※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。