駅の券売機で…切符を購入中、後ろの客の様子に違和感。気にせず電車に乗った結果⇒“衝撃の展開”に「えっ」

駅でテンパってたら、知らない子が救世主だった話

これは、私が学生だった頃のことです。

その朝、たぶん寝坊していたんだと思います。とにかく時間がなくて、駅まで小走り。普段あまり電車を使わない私は切符を買うところからすでに手こずっていました。

券売機の前で操作に戸惑っていると、後ろに並んでいる小学生くらいの子どもがやたらと私の顔を覗き込んでくるのが気になりました。待ちくたびれたかな？ごめんね…と心の中で謝りながら、重苦しい気持ちに。

その後、なんとか切符を買って、急ぎ足で電車に乗り込みました。間に合ったことにホッとしたそのとき、突然「これ、落としましたよ」と声を掛けられました。

「えっ？」と振り向くと、さっき後ろに並んでいた子どもが何かを差し出してくれていました。それは、私の運転免許証でした。慌てていたので、落としたことにまったく気づいていなかったんです。

どうやら私の顔をやたらと覗き込んでいたのは、落ちていた免許証と顔が似ていたから見ていたとのこと。お礼を言うと少し照れくさそうに笑って、すっと離れていきました。

朝からついてないな〜と思っていたけれど、勇気を出して声をかけてくれたあの子には本当に感謝しています。（女性/24歳/会社員）

見知らぬ人のちょっとした優しさに、心がスッと軽くなることってありますよね。疲れていたはずの気持ちが、いつのまにか少し前向きになっていたりして…。

あなたは最近、そんな優しさに出会いましたか？

※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。