【夏休み応援】おやこで始める自然観察のススメ

【夏休み応援】おやこで始める自然観察のススメ
夏は自然がいきいきと輝く季節。 子どもにとっては、夏の自然のすべてが新鮮な体験になります。 自然観察は、おやこで楽しみながら学びを深める絶好のチャンスです。暑いからお部屋でダラダラしようとしている方はもったいないかもしれません。 ちょっとした工夫で、夏の自然をおやこで楽しむことができますので、この記事を参考にしてみてくださいね。
目次

夏の自然観察のすすめ

自然観察というと、難しく感じるかもしれませんが特別な準備はいりません。 公園や庭先、散歩の途中でも、十分に自然を感じることができます。

たとえば、「このお花の名前、なにかな?」「虫の鳴き声、聞こえるね」といった一言が、子どもの五感と好奇心を刺激します。 観察を通して、「気づく力」「考える力」「感じる心」が育っていきますよ。

夏の自然観察は午前10時くらいまでと、夕方17時以降が気温が低くおすすめです。

夏の花

代表的な夏の花といえば、やっぱりひまわり。 でも、実は「ひまわり」にもいろいろな種類があるのをご存知ですか?

・大輪の背の高いひまわり(ロシア)

・背が低く花が小さなミニひまわり(グットスマイルなど)

・めずらしい名前のひまわり(テディベア) など…

おやこで散歩中に見つけたひまわりの形や色を比べて「どんな種類かな?」「どの花びらが好き?」と話してみると楽しいですよ。 また、有名な絵画に描かれたひまわり(例:ゴッホの「ひまわり」)を絵本などで見せて「これはどの種類に似てる?」と問いかけるのもおすすめ。

観察と芸術が結びつき、子どもの想像力もふくらみますよ。

夏の昆虫

夏といえば昆虫観察のベストシーズン。

・セミの抜け殻を見つけて「どこで脱皮したのかな?」と推理したり

・アリの行列をたどって「どこへ向かっているのかな?」と想像したり

・チョウがどの木や花に集まってくるかを観察するのも面白いです。

虫が苦手なお子さんでも、虫の音や飛び方を遠くから見るだけでも十分。 「見るだけの観察」から始めて、徐々に興味を持たせていきましょう。

アブラセミの鳴き声は70~80dBでお父さんのいびきと同じくらい!など…おもわずクスっと笑える夏の自然観察ネタが図鑑や絵本で調べてみると、新たに見つかるかもしれません。

最後に

自然観察は、おやこの会話を広げ、子どもの「なぜ?どうして?」を大切に育てる時間です。 特別な場所へ出かけなくても、身近な自然が最高の教材になります。

「夏の外遊びは何をしたら良いか分からない」という方も、夏ならではの自然が子どもの興味やワクワクを引き立ててくれますので、ぜひおやこで楽しんでみてくださいね。

監修/ライター:オオイシ(幼稚園教諭二種・保育士)

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執筆者

幼稚園教諭二種・保育士・ベビーマッサージインストラクター・チャイルドカウンセラー・家族療法カウンセラー オオイシ

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