子どもの歯を守る！歯ブラシの正しい選び方と交換のサイン

成長に合わせた歯ブラシ選びのポイント

子どもの歯は成長とともに変化していくため、その時期に合った歯ブラシを選ぶことが大切です。

0〜2歳頃

この時期は歯ブラシに「慣れる」ことが目的です。 やわらかい素材で、口に入れても安心な設計の歯ブラシを選びましょう。 歯磨きが楽しい時間になるよう、保護者がやさしく関わることも大切です。

3〜5歳頃

自分で歯磨きの練習を始める時期です。 小さな手でも持ちやすく、毛先がしっかり届く歯ブラシがおすすめです。 磨き残しが気になる場合は、大人が様子を見てサポートしてあげると安心です。

6〜12歳頃

乳歯から永久歯への移行期で、特に6歳頃に生える「第一大臼歯」はむし歯になりやすいとされています。 小回りのきくヘッドで奥まで届きやすいタイプの歯ブラシが安心です。

歯ブラシの交換タイミングにも注意

子どもは歯ブラシを噛んでしまうことが多いため、毛先がすぐに広がってしまいがちです。 毛先が開いたままの歯ブラシでは、汚れを落とす力が大幅に落ちてしまうため、1ヶ月を目安に新しい歯ブラシに交換することをおすすめします。

また、子ども用と保護者が使う「仕上げ磨き用」の歯ブラシは、それぞれの状態を見ながらこまめにチェックし、早めの交換を心がけましょう。

歯磨き中の「安全」にも気をつけて

事故を防ぐため、走り回ったり遊びながらの歯磨きは避け、保護者がそばで見守りましょう。 年齢に合った歯ブラシを使うことも大切です。特に小さなお子さんは転倒にも注意してください。

おわりに

歯は一生の宝物。 お子さんが健やかな歯を育むためには、成長に合わせた歯ブラシ選びと毎日の丁寧なケアが欠かせません。

おたこで取り組む歯磨きの時間を笑顔のコミュニケーションにしながら、健康な習慣を育んでいきましょう。 そして、無理なく続けられる工夫を取り入れながら子どもの歯をしっかり守っていきたいですね。

（おやこのへや編集部）