保育士が教える!新生児の寝かしつけを楽にするヒント

保育士が教える!新生児の寝かしつけを楽にするヒント
「なかなか寝てくれない」「どうしたらぐっすり眠ってくれるの?」 新生児との生活は、予想外の連続で戸惑うことも多いですよね。 今回は保育士も取り入れている寝かしつけのコツや、便利なアイテムの使い方を紹介します。
目次

赤ちゃんが安心する関わり方

新生児は、昼夜の区別がついておらず、3時間おきの授乳が基本です。 授乳・おむつ替え・沐浴・寝かしつけと続く毎日は、想像以上にあっという間かもしれません。

「時間通りに進まない…」と感じることもありますが、赤ちゃんのリズムは大人とは別物。 思い通りにいかなくても、まずはおおらかな気持ちで向き合うことが大切です。

「眠れるまでそばにいるよ」という気持ちが、赤ちゃんにとって何よりの安心になります。

抱っこ紐や音の力を借りて

寝かしつけといえば抱っこが基本ですが、長時間だと腕が疲れてしまうことも。 そんなときは、抱っこ紐やスリングを活用すると、家事をしながらでも対応しやすくなります。 使う際は新生児対応かどうかを事前に確認しましょう。

また、赤ちゃんが落ち着く音を使うのも効果的です。 滝や波の音、心音のような「ザーザー音」は、胎内の環境を思い出させると言われています。 音をかけながら抱っこしたり、背中をやさしくトントンしたりするのもおすすめです。

動画サイトには「寝かしつけの音」として、滝の音、波の音、心音などが公開されています。 赤ちゃんはザーザーとした音を聞くと落ち着くことが多いので、お気に入りの音を探してみるのもおすすめです。

布やタオルで安心の環境を

「トッポンチーノ」という小さなお布団のようなアイテムをご存じですか? 赤ちゃんを抱っこしたまま布ごと寝かせることで、布団への移動時に起きにくくなるという工夫です。

専用のものがなくても、大きめのタオルやブランケットで代用できます。 赤ちゃんをやさしく包むように抱っこすることで、胎内にいたときのような安心感を得られるでしょう。

おわりに

新生児の寝かしつけは、焦らず気長に向き合うことが大切です。 すぐにうまくいかなくても「安心できること」が一番の眠り薬になるのかもしれません。

抱っこ紐や布、音などを上手に取り入れながら、赤ちゃんとの時間を少しでも心地よく過ごせますように。

(おやこのへや編集部)

line
監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

おやこのへや編集部さんの記事一覧をみる
執筆者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

おやこのへや編集部さんの記事一覧をみる

おすすめ記事

「子どもとの暮らし」人気ランキング

うちの子の年齢別情報

おやこの毎日に
役立つ情報をお届けします

facebook instagram