赤ちゃんには、一つの感覚で得た情報を、他の感覚と結びつけて理解する「共感覚」があると考えられています。 たとえば、積み木を舐めたり口に入れたりすることで、形や素材の違いを口の感覚で感じ取り、それを視覚などと組み合わせて学んでいる可能性があります。
そのため、口に入れても安心な素材や大きさの積み木なら、まだ手先がうまく動かせない時期でも十分に楽しめます。 音の鳴る積み木などを取り入れると、聴覚への刺激も加わり、より豊かな体験になりますよ。
赤ちゃんは、新しい刺激にとても敏感です。
積み木が崩れるときの音や手応えは、好奇心を大きく引きつけます。 大人は「積んで遊んでほしい」と思うかもしれませんが、積む動作は赤ちゃんにとってはまだ少し難しいことも。 まずは、崩す遊びから楽しむのもおすすめです。
はじめは、大人が積んだ積み木を一緒に崩して見せてあげたり、赤ちゃんの手を添えて動かしてみるとよいでしょう。 音が鳴る積み木を取り入れたり、重ね方を変えてみることで、毎回違った感覚が楽しめます。
赤ちゃんは「同じ遊びを繰り返す」ことで学びを深めていきます。 夢中になっていた遊び方は、何度でも繰り返してあげてくださいね。
少しずつ手先が器用になってくると「自分で積めた!」という体験が喜びにつながります。 まずは大人が積んで見せたり「こんなに高くできたよ」と声をかけながら、赤ちゃんの興味を引き出してみましょう。
たとえば、2つの積み木を組み合わせて「おうちができたよ」と伝えたり、高く積んで「タワーができたね」と楽しむのもよい方法です。
この時期の赤ちゃんは、大人の言葉を少しずつ理解できるようになってきます。 やさしく語りかけながら、一緒に楽しむ時間を大切にしてくださいね。
今回は、赤ちゃんとの積み木遊びの方法をご紹介しましたが、積み木は赤ちゃんの個性や発想によって遊び方が無限に広がる奥深いおもちゃです。
「こう遊ばなければいけない」と決めつけずに、赤ちゃんが気に入った遊び方を繰り返したり、自由な発想を大切にしながら、ぜひ一緒に積み木遊びを楽しんでみてくださいね。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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