第二子を妊娠中でつわりがひどく、3歳の子どもの世話や家事、育児に毎日がんばっていました。 でも吐き気も強くて匂いが耐えられず、夫のお弁当だけはどうしても作れませんでした。
「ごめんね、つわりがひどくてお弁当は作れないから、自分で用意するか買って食べてくれる?」とお願いしたところ、夫は「わかったよ…」と不満そうな顔。 思えば、このときから嫌な予感がしていました。
そんなある日、夫が「既婚者でお弁当を作っていないのは俺だけだ。他の奥さんはみんなちゃんとやっている。もっときちんとしてほしい」と言い出しました。 私は「あなたとの子どもを妊娠してつわりと戦っているのに…」と思い、その日は我慢できずに反論しました。
「みんなって誰?ちゃんと聞いたの?どうして他の奥さんがみんなちゃんとやっているってわかるの?自分で作るという選択肢はないの?みんな妊娠中でつわりがあるの?」と詰め寄ると、夫はだんまり。 その態度に納得がいかず、父に愚痴をこぼしてしまいました。
すると翌朝、父が仕事に行く前に夫のお弁当を作って持ってきてくれました。 「ほら、既婚者でお弁当を持っていないのは〇〇くんだけだろ?俺が作ったぞ」と笑顔で言いながら。
それ以来、夫は無言でお弁当を作ってくれるようになり「毎日お弁当作るの大変だね、ごめんね」と反省する姿も見せてくれました。 父には感謝の気持ちでいっぱいです。 (女性/30歳/主婦)
妊娠中のつわりは本人にしかわからないつらさがあります。 そんなとき、何気ない言葉が相手の気持ちに大きく響くことも…。
すれ違いが大きなトラブルにならないよう、日頃から丁寧なコミュニケーションを心がけたいですね。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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