栄養たっぷり!離乳食にも使える「しいたけ」の魅力と選び方【管理栄養士監修】

栄養たっぷり!離乳食にも使える「しいたけ」の魅力と選び方【管理栄養士監修】
しいたけは、出汁や煮物など、和食でよく使われる食材です。しかし、香りや食感が理由で苦手意識を持つ子どもも多く見られます。そんなしいたけですが、じつは子どもの成長を支えるさまざまな栄養成分が含まれています。この記事では、しいたけはどのような食材なのか、含まれる栄養成分について紹介します。
目次

離乳食にも活用できるしいたけは、うま味があり栄養価も高い食材です。 しいたけの出汁は大人もなんだかほっとする味わいですよね。

ぜひ毎日の食事にしいたけを取り入れて、健康維持に役立てましょう。

しいたけとはどのような食材?

しいたけは、シイタケ属に分類されるきのこの一種です。 しいたけは現在では人工的に栽培されており、昔からおこなわれてきた原木栽培と、菌床栽培があります。

しいたけは、かさが肉厚で、軸が太く短いものが質のよいものとされているため、ぜひ選ぶときの参考にしてくださいね。

しいたけに含まれる栄養成分について

しいたけには、子どもの成長を支えるさまざまな栄養成分が含まれています。

ここでは、4つ紹介します。

ビタミンD

しいたけには、ビタミンDのもとになる「エルゴステロール」が含まれており、紫外線を浴びることでビタミンDに変わります。

ビタミンDは、カルシウムの吸収を助けて骨や歯の成長を支えるほか、神経や筋肉の働きにも関わるため、特に成長期の子どもに必要な栄養素です。

食物繊維

しいたけには水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方が含まれていますが、特に不溶性食物繊維が多く含まれています。 不溶性食物繊維には、便の量を増やし、排便をスムーズにする働きがあります。

そのため、便秘気味な子どもにおすすめです。

エリタデニン

しいたけには、エリタデニンという特有の成分が含まれています。 エリタデニンには血中コレステロールを低下させる作用があり、高血圧や動脈硬化の予防効果が期待されています。

グアニル酸

しいたけにはうま味成分であるグアニル酸も含まれています。

グアニル酸は3大うま味成分のひとつで、かつお節のイノシン酸や昆布のグルタミン酸とそれぞれ組み合わせることで、うま味が強く感じられる「相乗効果」が生まれます。

毎日の食事にしいたけを取り入れて、おやこで美味しく味わいましょう!

しいたけには、ビタミンDや食物繊維、エリタデニン、グアニル酸などの栄養成分が含まれています。

どの栄養成分もおやこの健康維持に役立つ効果が期待できるため、ぜひ日々の食事にしいたけを取り入れてくださいね。

ライター/監修者:haya(管理栄養士)

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監修者

管理栄養士 haya

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執筆者

管理栄養士 haya

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