「お金がないので…」子どもの分だけ注文する母親にサービスした数日後⇒店員「えっお客様!?」驚愕したワケ…

「お金がないので…」子どもの分だけ注文する母親にサービスした数日後⇒店員「えっお客様!?」驚愕したワケ…
毎日の生活でふと立ち寄る飲食店。 ちょっとした会話や、お店の雰囲気、クセのある店員さん…。 そこには、“なんてことないのに忘れられない出来事”がひそんでいるのかもしれません。 今回は、そんな飲食店で出会った『クスッと笑えたり、ちょっと心が温まったりするエピソード』をお届けします。
目次

子どもたちのそばで、ひとりで泣いていた日

夫とけんかをして気持ちがどうしても収まらず、子どもたちを連れて当てもなく外に出ました。 しばらく歩いていると、子どもたちが「お腹すいた」と言い出したので、近くのレストランへ入ることに。

ただ勢いのまま出てきてしまったので、手元にあるのは現金のみ。 しかもそれも、子どもたちが食べられる分だけでした。 仕方なく自分の分は頼まず、子どもたちの注文だけを済ませました。

注文を取ってくれた店員さんには「慌てて家を出てきたのでお金が足りなくて…子どもたちの分だけで、すみません」と、小さく謝りました。

そのあと料理を待っている間に子どもたちの相手をしていると、ふと悲しさがこみ上げてきて…。 気づけば、泣きながら世話をしていました。

すると、料理を運んできた店員さんが何も言わず、本来は子どもにしか付かないサービスのアイスを私の前にそっと置いてくれたのです。 驚いていると、店員さんは「ママもしっかり食べて、元気出してくださいね」と優しく声をかけてくれました。

その一言に、心がじんわりほどけていくのを感じました。 思わぬやさしさに、私は本当に救われたのです。

少し前向きな気持ちになって、その日は家に戻り、夫とも無事に仲直りできました。

後日、夫と一緒に再びそのレストランを訪れました。 あのときの店員さんもいて、事情を話すと「えっ、あのときのお客様だったんですね!?」と驚かれました。 きっとあのとき、私の顔つきはよっぽど暗かったのでしょう。

今も、あの日のアイスの味は忘れられません。 (女性/36歳/会社員)

日常にひそむ、ほっとする優しさ

誰かのちょっとした気遣いや優しさが、ふと心を軽くしてくれることってありますよね。 そんな瞬間に気づくと、世界がちょっとだけあたたかく見える気がします。

みなさんのまわりでも、そんな“忘れられない優しさ”はありますか?

※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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