衣類や布団には、防虫やしわ防止のために「ホルムアルデヒド」という化学物質が付いていることがあります。 この成分は赤ちゃんのデリケートなお肌に触れると、肌荒れやアレルギーの原因になることもあるため注意が必要です。
水通しをすると、水に溶けやすいホルムアルデヒドをしっかりと洗い流すことが期待できます。
また、ベビー布団のシーツやカバーには製造過程で糊がついている場合があります。 水通しでその糊を落とすことで、汗をよく吸収してくれるようになり、柔らかくなって赤ちゃんが快適に過ごしやすくなるでしょう。
ベビー布団の水通しは、いつまでにしなければならない決まりはありません。 ただし、厚生労働省が24か月未満のベビー用品に対してホルムアルデヒドの基準を厳しく定めているため、この期間を目安に水通しを考える方が多いようです。
水通しは洗濯機でも手洗いでもできますが、赤ちゃんのものと大人のものは分けて洗うようにしましょう。
洗剤は使わずに水だけで洗うのが一般的です。 洗濯機を使う場合は、洗濯ネットに入れて「毛布コース」や「ドライコース」など、布団に優しい設定で洗うのがおすすめです。 手洗いの場合は、たらいなどに水かぬるま湯を入れて、やさしく揉み洗いすると型崩れしにくくなります。
水通しが終わったら、シワを伸ばしてしっかりと中まで乾かすことが大切です。 天気の良い日に行うと、効率よく乾かせます。
保管するときは、ホルムアルデヒドが移らないように大人の衣類とは別にしてビニール袋などに入れておくと安心です。 また、防虫剤のにおいがベビー布団につかないように注意しましょう。
ベビー布団の水通しは、赤ちゃんを安全で快適に迎えるための大切な準備です。 出産前後は忙しくなりやすいので、余裕をもって計画的に済ませておくと安心ですね。
この記事を参考にして、赤ちゃんのお肌にやさしい布団を準備してみてください。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
絶対に開けてはダメと言われた壁の向こうには…#7
2024.09.17
【後編】父の病気に気づいたまさかの理由
2025.10.01
絶対に開けてはダメと言われた壁の向こうには…#8
2024.09.17
運動会で…昼食時、保護者がまさかのバーベキュー開始。学校が注意した結果⇒【...
2025.10.03
子どもを守る防災教育~楽しい学びと学校の取り組み~
2024.08.05
運動会で…確保した場所に見知らぬ保護者が“当然の顔”で相席。言葉を失った直...
2025.10.01
絶対に開けてはダメと言われた壁の向こうには…#9
2024.09.17
絶対に開けてはダメと言われた壁の向こうには…#10
2024.09.17
『ガチャガチャ』深夜の自宅で聞こえた“奇妙な物音”に違和感…直後⇒予想外の...
2025.09.01
『ガチャガチャ』深夜の自宅で聞こえた“奇妙な物音”に違和感…直後⇒予想もし...
2024.08.01