４兄妹を子育て中の管理栄養士ママがこっそり実践！栄養満点【幼児食の手抜きワザ】

はじめまして、三兄弟+末っ子女子の4兄妹を子育て中の管理栄養士の宮本恵子です。

子どもにとっては楽しい大型連休ですが、親は食事作りにてんてこ舞いですよね。そんなときに試してもらいたい、手を掛けずにしっかり栄養価をUPできる、幼児食アイデアを3つほど紹介します。

どれも、野菜嫌いのお子さんにもおすすめのテクニックですよ！

1．野菜が苦手な子におすすめ！たっぷり野菜の【塩麹スープ】

▲手軽に使える市販の塩麹

ちょっと前にブームを巻き起こした塩麹。お肉や魚に漬け込んでおけば、柔らかく旨みたっぷりに仕上がる発酵調味料です。

実は、お肉や魚料理以外にも塩麹が使えるのをご存知ですか？塩麹には、素材の旨みを引き出す効果があるため、普段の料理の塩の代用品として使うのもおすすめです。

▲ごろごろ野菜スープが旨みたっぷりに仕上がる！

栄養バランスを整えるのに、野菜を切って煮込むだけのスープは本当に簡単で便利。大量につくっておけば、いざというときの強力助っ人に！

でも野菜が苦手…という子どもにはどうしたら？という人に試してもらいたいのが、野菜スープに、この「塩麹」を入れるテクニック。スープを煮込むときに、野菜と一緒に塩麹を少量入れるだけという簡単な方法です。

塩麹が、野菜の旨みと甘みを引き出して、いつもよりもコクのある味わいに仕上げてくれますよ！

スープの味つけは、コンソメでもお味噌汁でも、ポタージュでもなんでもOK。野菜嫌いのお子さんも、塩麹入りの野菜スープなら、おいしく食べてくれるかもしれませんね。

▲乾燥麹から塩麹を作ることもできる

市販品も販売されている塩麹ですが、乾燥麹と塩、水で簡単に手作りすることもできます。塩麹は、野菜スープだけでなくさまざまな料理に使える万能調味料なので、ぜひ家で作ってみてくださいね。

甘くてふっくらとしたホットケーキは、子どもが大好きなおやつの1つ。

休みの日の朝食はホットケーキ！というご家庭もあるかもしれませんね。小麦粉に砂糖と牛乳、卵、バターなどで作るホットケーキは、炭水化物とたんぱく質、脂質は含みますが、野菜の栄養素が不足しているのが難点…

▲砂糖の入っていないものをチョイスしよう

そんなときに試してもらいたいのが、ホットケーキミックスに「野菜ジュース」を入れるテクニック！

野菜ジュースを入れることで、野菜の栄養素がプラスされて一石二鳥です。お食事系ホットケーキにしたい場合は、砂糖の入っていない野菜ジュースを選んでみてくださいね。

▲トマトジュースを入れて作ってみました

野菜嫌いの子どもも、ホットケーキならおいしく食べてくれますよ！市販の人参やほうれん草などの野菜パウダーを混ぜ込むのも良いですね。

▲高野豆腐を粉末状にした粉豆腐

粉豆腐とは、粉末状に加工された高野豆腐のこと。” 畑のお肉” とも称される大豆から作られている粉豆腐は、たんぱく質や鉄分、カルシウム、オメガ3脂肪酸、大豆イソフラボンなどの栄養素を多く含みます。

粉末状なので、さまざまな料理に混ぜ込んで、栄養価をUPさせることができるのが便利！

▲いつもの料理に混ぜて使えます

例えば、ハンバーグのつなぎにしたり、カレーやグラタンに入れたりと、普段の料理に混ぜ込んで使えます。

ほかにも、ごはんを炊くときに少し入れたり、お味噌汁にプラスしたりと、使い方のバリエーションも豊富！高野豆腐の旨みが隠し味になって、料理もおいしく仕上がりますよ♡

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手を抜きながら、栄養バランスもキープしたい！そんなママにおすすめの幼児食アイデアを、3つご紹介しました。ちょっぴりの工夫で、GWもらくちんご飯作りを楽しんでみてくださいね！