幼稚園から保育園へ転園の手続きと注意点を解説

幼稚園から保育園へ転園の手続きと注意点を解説
子育てと仕事の両立など、様々な理由で幼稚園から保育園への転園を検討する方もいるかもしれません。 今回は、幼稚園から保育園への転園が認められるケースや、必要な手続き、そして転園に伴うお子さんへの影響について紹介します。
目次

転園が認められる条件

保育園は、保護者の就労などにより「保育が必要」と判断されたお子さんを預かる施設と法律で定められています。 そのため、転園が認められるかどうかは、保護者の就労状況や家庭環境などから引き続き保育の必要性があるかどうかが大きなポイントになります。

また、受け入れ先の園に空きがあるかどうかも転園の可否に影響することが多いようです。

転園の手続きと費用

転園先が認可保育園の場合は、お住まいの自治体に申し込みをするのが一般的です。 一方で、認可外保育園に転園する場合は各施設に直接申し込む形になります。

入園が決まったあとは、たとえ以前に幼稚園などへ通っていたとしても新しい環境に慣れるための「慣らし保育」が設けられることがあります。

なお、認可保育園への転園そのものに費用はかからないことが多いですが、新しい園で必要とされる持ち物や文房具などを準備する費用は別途必要になるかもしれません。

転園のメリットとストレス

保育園は一般的に、幼稚園よりも長時間預けられることが多いため、保護者の方にとっては仕事と育児を両立しやすくなるというメリットがあります。 また、夏休みや冬休みなどの長期休暇中でも利用できる場合が多く、仕事のスケジュールを調整しやすいのも嬉しい点です。

一方で、お子さんにとっては環境の変化がストレスになることもあります。 先生やお友だち、日々のルールや雰囲気など、すべてが変わることで不安を感じてしまう場合もあるでしょう。

転園後しばらくは、お子さんの様子をこまめに見守りながら心のケアにもしっかり目を向けてあげてください。

おわりに

お仕事の都合や家庭の事情などで、幼稚園から保育園への転園が必要になるケースもあるかと思います。 手続きなどで忙しくなるかもしれませんが、何よりもお子さんの気持ちに寄り添いながら進めていくことが大切です。

新しい園生活がお子さんにとって前向きなスタートとなるよう、ご家族で支え合って乗り越えていきましょう。

(おやこのへや編集部)

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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