「君、こっちに来なさい」満員電車で“ある乗客”に席を譲る年配男性。直後⇒男性が席を譲った理由に涙…

「君、こっちに来なさい」満員電車で“ある乗客”に席を譲る年配男性。直後⇒男性が席を譲った理由に涙…
毎日の通勤や通学に欠かせない公共交通機関。 今回はそんな公共交通機関にまつわる『心温まるエピソード』をご紹介します。
目次

年配の男性が席を譲った理由

ある日の通勤電車でのことです。

朝のラッシュで車内はぎゅうぎゅう詰め。 私は吊り革につかまりながら、身動きのとれないまま立っていました。

そんなとき、少し離れた方から「君、こっちへ来なさい」と誰かを呼ぶ年配の男性の声が聞こえてきました。

ふと振り返ると、男性の視線の先には、ランドセルを背負った小学生の姿。 押されながらも必死に立っていたようで、私自身もそのときまで気づきませんでした。

小学生は最初こそ困ったような表情をしていましたが、男性は穏やかに続けました。

「そう、そこのランドセルの子。こっちへ」

小学生が近づいていくと、男性はゆっくりと席を立ち「ここに座りなさい。人混みに揉まれてしんどいだろう」と声をかけたのです。

突然の出来事に子どもは驚いたようでしたが「ありがとうございます」としっかり頭を下げて席に座りました。

そのやりとりを見ていた周囲の人たちも、自然と視線を向けていました。 どこか張りつめていた空気が少しだけやわらいだように感じたのを覚えています。

満員電車ではマナー違反やトラブルが話題になることも多いなか、こんなやさしさを目の当たりにしたのは、私にとっても大きな衝撃でした。

朝から心があたたかくなった、忘れられない出来事です。 (女性/38歳/会社員)

公共の場での“思いやり”

電車やバス、駅のホームなど、多くの人が行き交う公共の場。 誰もが使う場所だからこそ、思いやりの心がとても大切だと感じます。

小さな思いやりが、みんなの毎日を少しずつ優しくしてくれますように。

※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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