高校時代のある日、友人を待つためにひとりでファミリーレストランに入りました。 料理は友人が来てから注文するつもりだったので、とりあえずドリンクバーだけを頼むことに。
少しすると、前の席にお母さんと子ども3人の家族が座りました。 その家族もドリンクバーを注文し、子どもたちは楽しそうにドリンクを注ぎに行きました。
私も飲み物を取りたかったのですが、子どもたちがなかなか場所を空けてくれません。 というのも、子どもたちは何種類ものドリンクを混ぜて“オリジナルジュース”を作りはじめていたんです。
「きちんと飲んでくれれば…」と最初は思っていました。 しかし実際は、一口飲んで「まずい」と放置。
その場に置き去りにしては、また新しいジュースを作る…という行動を延々と繰り返していました。 気づけば10分以上もそんな調子で“ドリンク実験”が続いていました。
その間、お母さんはというと「ご飯来る前に戻ってきてねー」と声をかけるだけで、ほぼ知らん顔。
さすがに私は店員さんに状況を伝えました。 すると店員さんがそのお母さんのもとへ行き「お子様をドリンクバーで遊んでいるようでして…恐れ入りますが、他のお客様のご迷惑にもなりますので、遊ばせないで下さい」と丁寧に注意してくださいました。
ところがお母さんはドリンクを片手に持ったまま、立ち上がって早足で私の方へやって来ました。
そして「さっき告げ口してましたよね?子どもの行動にそんなに目くじら立てるほどのこと?」と、まさかの逆ギレ。
一気にまくしたてるような声に、店内がシン…と静まり返りました。
当時高校生の私は何も言えずうつむくしかなく、結局友人が来る前に店を出ることに…。 子どもたちの行動よりも、お母さんの行動にモヤモヤした出来事です。 (女性/21歳/学生)
子どもは大人の言動をよく見ています。 だからこそ、トラブルがあったときには思いやりやルールを伝える良い機会になります。
保護者の方は、日頃のふるまいが子どものお手本になることを意識したいですね。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
絶対に開けてはダメと言われた壁の向こうには…#7
2024.09.17
【後編】父の病気に気づいたまさかの理由
2025.10.01
絶対に開けてはダメと言われた壁の向こうには…#8
2024.09.17
運動会で…昼食時、保護者がまさかのバーベキュー開始。学校が注意した結果⇒【...
2025.10.03
子どもを守る防災教育~楽しい学びと学校の取り組み~
2024.08.05
運動会で…確保した場所に見知らぬ保護者が“当然の顔”で相席。言葉を失った直...
2025.10.01
絶対に開けてはダメと言われた壁の向こうには…#9
2024.09.17
絶対に開けてはダメと言われた壁の向こうには…#10
2024.09.17
『ガチャガチャ』深夜の自宅で聞こえた“奇妙な物音”に違和感…直後⇒予想外の...
2025.09.01
『ガチャガチャ』深夜の自宅で聞こえた“奇妙な物音”に違和感…直後⇒予想もし...
2024.08.01