生まれたばかりの赤ちゃんは、お腹が空いたなどの基本的な気持ちを泣き声で伝えます。 生後2ヶ月ごろになると、「あー」「うー」といったクーイングと呼ばれる声を出すようになり、生後4ヶ月ごろには「だーだー」などの喃語(なんご)を話し始めることもあります。
この時期の声は、まだ言葉としての意味は持っていませんが、赤ちゃんが声や表情を使って人とのやり取りを楽しみながら学んでいる大切な時期です。
10〜12ヶ月ごろになると「マンマ」や「ブーブー」など意味のある言葉を話し始める赤ちゃんもいます。
発音はまだ不安定かもしれませんが、言葉を使ってコミュニケーションをとろうとする時期です。 指さしやアイコンタクトも増え、おやこで気持ちを共有する「三項関係」ができあがる時期でもあります。
1歳半頃から2歳後半にかけては、言葉が急に増える時期です。
このころは、身の回りのものの名前を覚えることが中心になり「これなに?」と何度も聞いてくることもあるでしょう。 2歳ごろには「パパ、ブーブー」といった二語文を話し始めますが、言葉の意味がまだはっきりしないこともあります。
3歳ごろになると、二語文からより複雑な文章を話せるようになり、仮定の意味を含んだ言葉も使い始めます。 その後も語彙は増え続け、日常の会話を言葉だけでスムーズに行えるようになっていきます。
この時期には、絵本の読み聞かせやわらべうたが言葉の発達を助ける効果的な方法とされています。
お子さんの言葉の発達には個人差があるため、目安より遅くてもあまり心配しすぎる必要はありません。 お子さんの成長をゆったりと楽しみながら、丁寧に向き合うことが、言葉の発達を支えるうえで大切です。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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