赤ちゃんを抱っこする前に、いくつかの準備をしておくことで、より安全で安心な抱っこができるようになります。
まずは手洗いをしっかり行い、清潔な衣類に着替えておくことが大切です。 これは、赤ちゃんを感染症から守るための基本的な予防策になります。
また、抱っこをする際は、赤ちゃんにかかっている掛け物やタオルなどを外しておきましょう。 掛け物があると、赤ちゃんの体の位置が見えづらくなり、抱き上げるときに手を滑らせてしまうおそれがあります。
新生児を抱っこするときは、首と背中をしっかり支えることが大切です。 まだ筋肉が十分に発達していないため、自分の力では頭を支えられません。
まずは、片手を赤ちゃんの首の後ろに回して、後頭部から首にかけて優しく支えます。 次に、もう片方の手でお尻を包み込むように支えながら、ゆっくりと胸元へ引き寄せてください。
抱き上げたあとは、首を支えていた手を肘のあたりまで滑らせて、赤ちゃんの頭が肘に乗るようにすると腕の中で安定しやすくなります。
赤ちゃんを抱っこするときは、急な動きは避けるようにしましょう。 大きな音や突然の動きに驚いて、モロー反射(びくっとする反応)を起こすことがあるためです。
この反射でびっくりして泣き出してしまうと、抱っこ自体が難しく感じてしまうかもしれません。
また、抱っこ中は赤ちゃんから目を離さないことも大切です。 とくに吐き戻しによる誤嚥のリスクがあるため、様子をよく観察しておきましょう。
赤ちゃんにやさしく声をかけたり、目を合わせたりしてスキンシップの時間を楽しむのもおすすめです。
新生児を抱っこするのは、最初は緊張したり、不安を感じたりすることもあるかもしれません。 ですが、抱っこは赤ちゃんとの大切なふれあいの時間でもあります。
ご紹介したポイントを参考にしながら、無理のない範囲で少しずつ慣れていけると良いですね。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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