秋の自然を探検しよう!おやこで探そう小さな秋

秋の自然を探検しよう!おやこで探そう小さな秋
暑さが和らぎ、心地よい風が吹く秋。公園や道ばたをよく見てみると、そこには子どもと一緒に楽しめる“小さな秋”がたくさん隠れています。子どもにとって、自然と触れ合う体験は五感を育て、好奇心をぐんぐん広げるチャンスです。楽しい秋の自然探検のアイデアをご紹介するので、おやこで小さい秋を探してみてくださいね。
目次

秋の虫

秋といえば虫の鳴き声。 夕方になると「リーンリーン」と鳴くスズムシや、力強く「コロコロ」と声を響かせるコオロギの声が聞こえてきます。

子どもと一緒に耳を澄ませて「今のは何の声だろう?」と当てっこするのも楽しいですね。 捕まえた虫を観察するよりも、声を聞いたり、姿を探したりするだけでも十分に“秋らしさ”を感じられます。

また、トンボの姿も秋の風物詩。 赤とんぼを追いかけたり、池のほとりで水辺をすいすい飛ぶ姿を眺めたりするのは、風情を感じられますね。

トンボはよーく見ると色々な色の種類がいます。

特にトンボの中でも、ギンヤンマは腹部が綺麗な水色~緑色をしています。 その美しさには圧倒されるものがあります。

どの色のトンボが好き?と声を掛けながら、探してみるのもおすすめです。

見つけて楽しい秋の自然

木々の葉っぱも少しずつ色づきはじめ、足もとにはドングリやまつぼっくりが落ちています。 子どもにとってはまるで宝物探し!

ビニール袋を持ってお散歩に出かけ「どんな形のドングリがあるかな?」「小さいまつぼっくりと大きいまつぼっくり、どっちが好き?」などと問いかけてみましょう。

拾ったものはおうちで飾ったり、工作に使ったりして楽しめます。

また、落ち葉も秋ならではの遊び道具。

赤や黄色の葉っぱを並べて花束にしたり、紙の上に置いてクレヨンでこすり出しをしたりと、遊びの幅がぐっと広がりますよ。 自然からの贈り物を使って、おやこでオリジナルの作品を作ってみるのもおすすめです。

秋の空

秋の空は澄み渡り、高く見えるのが特徴です。 「天高く馬肥ゆる秋」という言葉の通り、夏よりも空が広々として感じられます。 秋の空では、さまざまな種類の雲を見ることができるので、ぜひ観察してみましょう。

例えば「あれは綿雲、羊雲」と覚えてみるのも良いですし「あれは魚みたいだね」と、どんな形があるかをおやこで話し合うのも楽しいですよね。

雲の形や色を観察することで、自然の変化を感じながら、特別なコミュニケーションの時間を持つことができます。

また、秋は星がきれいに見える季節。 夜が少し長くなってきたら、寝る前に外へ出て星を探してみましょう。

「あれが北斗七星だよ」「一番光ってるのは金星かな?」と教えてあげると、子どもの「もっと知りたい!」につながります。

秋の遊び

自然の中には、体を動かしながら楽しめる秋の遊びがたくさんあります。

公園では、落ち葉を集めて上から舞わせて「葉っぱのシャワーだ!」と遊ぶのは、子どもたちにとって大好きな遊びでしょう。 また、少し大きい子どもには「ドングリごま」や「まつぼっくりけん玉」など、昔ながらの遊びに挑戦するのもおすすめです。

さらに、まつぼっくりをよく洗って乾かした後にアロマオイルを垂らすと、アロマディフューザーのように活用できます。 秋の自然を五感で楽しんでみてくださいね。

最後に

秋は過ごしやすい気候になり、外遊びが楽しい時期です。 耳を澄ませて虫の声を聞き、目をこらして小さな自然を探し、手で葉っぱや木の実を拾って遊ぶ。

こうした体験は、子どもにとって「自然っておもしろい!」と感じるきっかけになります。 休みの日には、おやこで一緒に外に出て“小さな秋探し”をしてみませんか?

きっと子どもと過ごす時間が、もっと豊かでかけがえのない大切なものになるはずです。

監修/ライター:オオイシ(幼稚園教諭二種・保育士)

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執筆者

幼稚園教諭二種・保育士・ベビーマッサージインストラクター・チャイルドカウンセラー・家族療法カウンセラー オオイシ

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