ベビー服の洗い分け｜時期と注意点のまとめ

なぜ大人の洗濯物と分けて洗うの？

ベビー服と大人の服を分けて洗う理由は大きく2つあります。

まず1つ目は、赤ちゃんの肌を守るためです。大人用の洗剤には、赤ちゃんの繊細な肌には刺激が強い成分が含まれていることがあります。また、新品の大人服に使われている成分が赤ちゃんの服に移ってしまい、肌トラブルの原因になることも考えられます。

2つ目は、汚れをしっかり落とすためです。赤ちゃんならではの汚れは、大人用の洗剤では落ちにくい場合もあります。洗い直しを避けるためにも分けて洗うほうが効率的かもしれません。

多くのご家庭では、赤ちゃんが1歳になるころまでは洗い分けを続けているようです。赤ちゃんの肌は成長とともに強くなるため、この時期を一つの目安にしてもよいでしょう。

ただし、一番大切なのは赤ちゃんの肌の状態です。肌がとてもデリケートな場合やアレルギーの心配があるときは、無理をせずに洗い分けを続けることが安心です。

大人の服と一緒に洗い始めるときは、いくつか気をつけたいポイントがあります。

まずは、1着だけ試しに洗ってみるのがおすすめです。肌に触れる面積が広い肌着などは避け、上着から試してみると安心かもしれません。

また、洗濯機に衣類を詰め込みすぎないことも大切です。詰め込みすぎると洗剤が十分にすすげず、肌トラブルの原因になることがあります。もし汚れがひどいものがあれば、洗濯前に手洗いしておくのもよいでしょう。

デリケートな赤ちゃんの肌を守るために、洗濯の分け方はとても重要です。赤ちゃんの成長には個人差があるので、日頃から肌の様子をよく観察しながら、洗い分けをやめる時期を見極めてくださいね。

（おやこのへや編集部）