遊び食べの原因と対策|食事を楽しい時間に

遊び食べの原因と対策|食事を楽しい時間に
子どもが食事中に遊んでしまう「遊び食べ」。 つい注意してしまうけれど、なかなかやめてくれないと悩んでいる保護者も多いのではないでしょうか。 遊び食べには理由があり、工夫次第で改善できることもあります。 今回は、原因とすぐにできる対策、食事環境の整え方についてご紹介します。
目次

遊び食べをしてしまう原因

子どもが食事中に遊んでしまうのには、いくつかの理由が考えられます。

まず、お腹が空いていない場合です。 遊んだ後やおやつを食べすぎた後だと、食事に集中できず遊び食べにつながることがあります。

また、食事の時間自体を楽しいと感じていない場合もあります。 「遊び食べを注意される」という経験が続くと、子どもにとって食事の時間が「怒られる時間」になってしまい、ますます食べにくくなることもあります。

さらに、親の「食べてほしい」という気持ちが知らずのうちに子どもにプレッシャーを与えてしまうこともあるようです。

今すぐ試せる遊び食べの対策

食事の時間を楽しく過ごせるように、いくつかの工夫を試してみましょう。

まずは、食事の時間になったらテレビやおもちゃを片付けて、遊びと食事の区切りをはっきりさせることが大切です。

また、食事の見た目を工夫したり、子どもが好きな柄の食器を使ったりするのも効果的です。 さらに、玉ねぎの皮をむいたり、ミニトマトのへたを取ったりするなど、簡単なお手伝いを一緒に楽しむことで、食材や食事への興味を引き出すことができます。

食事環境を見直してみよう

食事中の姿勢も遊び食べに影響することがあります。

子どもが椅子に座ったとき、テーブルと椅子の高さが合っているか確認してみてください。 テーブルが高すぎると食べにくく、遊び食べにつながることがあります。

また、椅子に座ったときに足がブラブラしていないかも大切です。 足元が安定していないと落ち着かず、食事に集中できないことがあります。 踏み台を置くなどして足の裏をしっかり床につける工夫をすると、姿勢が安定して食事に集中しやすくなります。

おわりに

食事中に遊び食べをしてしまうのは、成長過程のひとつだと考えられます。 無理にやめさせようとするよりも、食事の雰囲気や環境を工夫しながら、子どもが「食事って楽しい」と感じられる時間を作ってあげることが大切です。

(おやこのへや編集部)

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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