【管理栄養士監修】秋になったらおやこで食べたい!栗に含まれる栄養成分について

【管理栄養士監修】秋になったらおやこで食べたい!栗に含まれる栄養成分について
甘い味わいとホクホクとした食感が特徴的な栗。秋の味覚の代表的な存在でもある栗は、子どもの健康維持に役立つさまざまな栄養成分を含んでいます。この記事では、そもそも栗とはどのような食材なのか、栗に含まれる栄養成分について紹介します。
目次

栗は、アレルギーなどの注意点を守れば、離乳食後期(生後9〜11ヶ月ごろ)から与えられます。

栗きんとんや栗ご飯など幅広く活用できるので、おやこで美味しく食べながら今回紹介する栄養をいただきましょう。

栗はどのような食材?

栗は、ブナ科の木に実る秋が旬の果物です。

日本をはじめ世界各地にさまざまな種類があり、代表的なものとして、日本栗(和栗)、中国栗、西洋栗、アメリカ栗などがあります。

美味しい栗を選ぶときは、表面にツヤがあり、ずっしりとした重みがあるものを選ぶとよいでしょう。

栗に含まれる栄養成分

栗は美味しいだけではなく、子どもの健康維持に役立つさまざまな栄養成分を含んでいます。

ここでは、4つ紹介します。

糖質

栗の主成分は、脳や体の重要なエネルギー源になる糖質です。 たくさん動く子どもたちのエネルギー源として役立つため、おやつとして取り入れるのもおすすめです。

ビタミンB1

栗には、糖質をエネルギーに変える働きがあるビタミンB1が含まれています。

ビタミンB1は疲労回復ビタミンともいわれているため、夏の疲れが残りがちな秋にもぴったりの食材です。

ビタミンC

栗には、皮膚や粘膜の健康維持に役立つ栄養素であるビタミンCも含まれています。

一般的にビタミンCは加熱によって壊れやすい栄養素といわれていますが、栗の場合はでんぷんに包まれていることで、加熱による損失が抑えられるという特徴があります。

食物繊維

食物繊維は、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維に分けられますが、栗には不溶性食物繊維が多く含まれています。

不溶性食物繊維は便の量を増やし、排便をスムーズにする働きを持つため、便秘気味の子どもにおすすめです。

ただし、食べ過ぎると腹痛を引き起こす可能性があるため、与えるときは量に注意して与えすぎないようにしましょう。

栄養豊富な栗を取り入れて、秋の味覚を楽しもう!

秋に旬を迎える栗には、糖質やビタミンB1、ビタミンC、食物繊維などのさまざまな栄養成分が含まれています。おやこで一緒に栗料理を作ると食育の一環となり、楽しい時間を過ごせるでしょう。

秋になったら栄養豊富な栗を取り入れて、旬の味覚をぜひおやこで楽しんでみてくださいね。

ライター/監修者:haya(管理栄養士)

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監修者

管理栄養士 haya

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執筆者

管理栄養士 haya

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