いつから始める?ねんねトレーニングで赤ちゃんが一人で寝る方法とコツ

いつから始める?ねんねトレーニングで赤ちゃんが一人で寝る方法とコツ
赤ちゃんの「一人寝」はいつから始めるべきなのでしょうか。 親の睡眠確保や赤ちゃんの自立心を育むとも言われる一人寝のねんねトレーニングについて、具体的な方法や安全対策を紹介します。
目次

赤ちゃんの一人寝はいつから可能か

海外では、生まれた直後から赤ちゃんに個室を設け、ひとりで眠らせる習慣がある家庭も多く見られます。 これは赤ちゃんの自立を促すことや、親御さん自身の時間やストレス軽減を図るメリットがあると考えられているためです。

つまり、赤ちゃんの一人寝を始めるタイミングは、親御さんが「そろそろかな」と思ったときに合わせて大丈夫と考えられます。 ただし、親御さんのご都合だけで決めるのではなく、赤ちゃんが環境の変化を受け入れられる状況かどうかを考慮することが大切です。

例えば、下のお子さんが生まれたばかりで寂しさを感じている時期などは、少し時期をずらす方がスムーズなケースもあります。

話題のねんねトレーニング「Cry it out」とは

ねんねトレーニングにはさまざまな方法がありますが、とくに知られているのがアメリカ式の「Cry it out(クライ・イット・アウト)」と呼ばれる手法です。 これは、名前の通り「赤ちゃんが泣いても、しばらくそのまま待つ」という方法とされています。

まず、毎日同じ時間に就寝させるというルーティンを整えることが基本です。

寝る時間になったら寝室を暗くし、「おやすみ」と声をかけて、親御さんは部屋を出ます。 赤ちゃんが泣き出しても最初は2〜3分ほど様子を見に戻り、抱っこせずに優しくなでたり、声をかけたりする程度にとどめます。

次に待つ時間を5分、さらに10分、12分と徐々に長くし、赤ちゃんが自力で寝つくまで繰り返すのがこの方法の流れです。

トレーニング継続のポイントと中断の目安

この方法では、早い子では3日ほどで変化が見える場合もありますが、1週間続けてもなかなか効果が出ないこともあります。 赤ちゃんがずっと泣き続け、親御さんがその状況に耐えられなくなってしまう場合もあります。

医師の中には「最長で2時間ほど泣かせても問題ない」とする意見もあるようですが、おやこどちらにも過度なストレスがかかるようであれば、無理せず一度中断し、別のタイミングで改めてチャレンジするのが賢明と言えるでしょう。

おわりに

毎晩の寝かしつけに悩んでいる保護者の方にとって、ねんねトレーニングはひとつの選択肢になり得ます。 規則正しい生活リズムと、快適かつ安全な睡眠環境を整えた上でスタートすることをおすすめします。

(おやこのへや編集部)

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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