縦抱きのコツと注意点|首すわり前でも安全にスキンシップ

縦抱きのコツと注意点|首すわり前でも安全にスキンシップ
授乳後の赤ちゃんは、げっぷや吐き戻しのケアが大切です。 縦抱きは赤ちゃんの体をしっかり支えられるので、体幹を安定させやすく、あやすときにも役立つ抱き方です。 この記事では、縦抱きがどんな場面で役立つか、基本の手順や注意点をわかりやすくご紹介します。
目次

縦抱きが役立つ場面

授乳後の赤ちゃんはげっぷを促す必要があります。 縦抱きにすると、背筋をまっすぐ伸ばした姿勢で抱けるため、横抱きよりもげっぷを出しやすくなるでしょう。

また、縦抱きは赤ちゃんの体を抱く人の体で広く支えられるので、体幹が安定しやすく落ち着きやすいといわれています。 ぐずっているときも視界が変わることで安心して落ち着くことが多く、あやすときにも役立つでしょう。

安全な縦抱きの基本手順

縦抱きで最も大切なのは、頭と首をしっかり支えることです。 特に首がすわる前の生後3ヶ月頃までは、手のひらで頭・首・後頭部を包み込むように支えます。

もう片方の手は赤ちゃんの股の間からお尻を支えるように置き、頭とお尻が安定していることを確認してから抱き上げます。 抱き上げた後は、赤ちゃんのお尻が乗っている腕側の肩に頭が乗るように向かい合って抱き寄せ、お尻を支える手を肘辺りの前腕に乗るように整えると良いでしょう。 首がすわっていなくても、安全確保のため首元を支える手は動かさないでください。

縦抱きの注意点

授乳後の赤ちゃんは吐き戻しやすいため、抱き上げるときは頭を少し上げ、寝かせるときもお尻からそっと置きましょう。

また、赤ちゃんの足は自然なM字の姿勢を保ち、無理に伸ばさないようにします。 抱く人の臍の位置にお尻を置くと、安定して抱きやすくなります。

おわりに

縦抱きは、首がすわっていない赤ちゃんでも安全に行うことができます。 抱く人の体と密着させられるので、良いスキンシップにもなります。

はじめは少し練習が必要ですが、怖がらずに試して、赤ちゃんとの時間を楽しんでくださいね。

(おやこのへや編集部)

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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