 
2歳の子どもが歩けるのに抱っこを求めるのには、主に2つの理由が考えられます。
1つ目は「甘えたい」という気持ちです。
2歳は親御さんの愛情や安心感を求める時期で、抱っこやスキンシップを通して安心したいと感じることがあります。 下のきょうだいが生まれたり、保護者が忙しかったりして関わる時間が減ると、抱っこを求める行動が増える場合もあります。
2つ目は「イヤイヤ期」の行動です。
2歳頃は第一次反抗期のピークで、自分の気持ちをうまく表現できないことがあります。 その結果「歩かない」という形で自己主張をしていることもあるでしょう。 ある調査によると、2歳児の半数以上が「歩かない」というイヤイヤ行動を経験しているといわれています。
歩行がまだ不安定な場合や「歩かない」行動が目立つ2歳児には、伝い歩きを取り入れた練習が役立ちます。 伝い歩きは足の筋肉を鍛え、体のバランスを保つ練習にもなります。
伝い歩きをしっかり覚えたら、徐々に手を放して一人で歩けるようになるケースもあります。 練習のときは万が一転んでも安心なように、和室やクッションマットのある場所を選ぶと安心です。
2歳はまだ小さな子どもです。 焦らず、お子さまのペースに合わせて少しずつ歩けるようになるのを見守ってあげましょう。
歩くことを促す方法のひとつに、ベビーカーを使わずにお出かけする「歩育(ほいく)」があります。
自分の足で歩くことで、ベビーカーに乗っている時には見えなかった、道端の植物を観察したり、自然に触れたりすることができます。 自分の足で歩くことで、道端の植物や自然に触れるなど、五感を使った体験ができます。
また、親御さんが手を引きながら交通ルールを教えることで、外の世界への興味を引き出し、自然に歩く習慣をつくることができます。
2歳児が歩かない理由には、甘えやイヤイヤ期などさまざまな要因があります。 お子さまの様子をよく観察し、そのときに合った練習や工夫を取り入れながら、無理なく歩く力を育ててあげてください。
(おやこのへや編集部)
 
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
 
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