母の葬儀から1ヶ月以上が経った頃、姪のミクは叔母のハツから電話で「お香典返しが届かないのは常識がない」と責められます。
ミクがお香典袋を確認したところ、「金五千円」と書かれていたにもかかわらず、中にお金は入っていませんでした。
この事実は、叔父のカイも立ち会って確認済みでした。
ハツは「入れ忘れたのかも」と曖昧な態度をとった後、お金が入っていなかったとしても「遠路はるばる参列したお礼に何か品を渡すべき」と非常識な要求を続けます。
ハツはさらに「生前、私があなたのお母さんにあげた指輪を全て返せ」と要求します。
親戚をないがしろにする姪に自分の指輪が渡るのは耐えられない、というのがその理由でした。
ミクが指輪の特徴を尋ねると、ハツはアメジスト、ピンクサンゴ、エメラルドなどの指輪を挙げますが、特に「赤い大きなガーネット」の指輪は高価なものだから絶対返せと強調します。
さらにハツは、葬儀の際に断ったはずの交通費も請求し「わざわざ遠くまで呼んだのに礼儀知らずだ」とミクを非難します。
ミクは叔父のカイに連絡し、ハツからの連絡について相談します。
カイは「ハツの言う通りにする必要はない」と断言。
実はハツは、葬儀の際のお車代を請求されるどころかカイに「金を貸してほしい」と頼みに来ており、カイは「金を返さなくていいから葬儀に出てやれ」と5万円を渡していたのです。
カイは昔からハツが金にルーズで、お金を借りるときにしか動かない人間だとミクに教えます。
ミクは、ハツが母の指輪のことを知っているのが不自然だと気づき母の遺品から日記帳と家計簿を探すことにします。
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おやこのへや編集部
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