 
授業中に子どもがソワソワし始めたら、こまめに運動の時間を取り入れるのが効果的です。 例えば、みんなで立ち上がって深呼吸や軽いジャンプをするだけでも、子どもの「動きたい」という気持ちを満たすことができます。
大切なのは、子どもが離席する前にこうした運動を取り入れることです。 注意することなく欲求を満たせるため、徐々に着席できる時間が伸びていくことにつながります。
離席の欲求は、建設的な形で満たすことも可能です。 学校ではプリントを配るお手伝い係にしてみると、自然に体を動かすことができます。
さらに、早く問題を解けた子どもに友だちの勉強を教える「ミニ先生」の体験も効果的です。 これにより、離席の機会を活かしつつ、教えることで自分の復習にもなります。
家庭でも、箸を並べるなど簡単なお手伝いをお願いし、成功体験を積み重ねることで自信を育てることができます。
離席の改善には、学校と家庭の協力が欠かせません。 例えば、「今日は離席の回数が少なかった」「友だちに優しく教えていた」などのポジティブな情報を共有すると、家庭でも具体的に褒めることができます。
記憶が新しいうちに褒められることは、子どものやる気を高める大きな力になります。 身近な大人に認められているという実感は、心を落ち着かせ、離席の回数を減らすことにもつながります。
離席の改善には「動きたい」という子どもの気持ちを否定せず、適切な機会に置き換えてあげることが大切です。 学校と家庭が協力し、子どもが楽しみながら前向きに取り組めるようサポートしてあげましょう。
(おやこのへや編集部)
 
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
 
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
 
絶対に開けてはダメと言われた壁の向こうには…#7
2024.09.17
 
【後編】父の病気に気づいたまさかの理由
2025.10.01
 
絶対に開けてはダメと言われた壁の向こうには…#8
2024.09.17
 
運動会で…昼食時、保護者がまさかのバーベキュー開始。学校が注意した結果⇒【...
2025.10.03
 
子どもを守る防災教育~楽しい学びと学校の取り組み~
2024.08.05
 
運動会で…確保した場所に見知らぬ保護者が“当然の顔”で相席。言葉を失った直...
2025.10.01
 
絶対に開けてはダメと言われた壁の向こうには…#9
2024.09.17
 
絶対に開けてはダメと言われた壁の向こうには…#10
2024.09.17
 
『ガチャガチャ』深夜の自宅で聞こえた“奇妙な物音”に違和感…直後⇒予想外の...
2025.09.01
 
『ガチャガチャ』深夜の自宅で聞こえた“奇妙な物音”に違和感…直後⇒予想もし...
2024.08.01