赤ちゃんの人見知りは成長の証!パパ見知り克服法と対策

赤ちゃんの人見知りは成長の証!パパ見知り克服法と対策
生後6ヶ月ころから始まる人見知りは、赤ちゃんが人を識別し、愛着のある人とそうでない人を区別できるようになった成長の証です。 この記事では、人見知りがいつから始まりいつまで続くのか、パパ見知りの原因と対策、そして恐怖心を和らげる具体的な克服方法を紹介します。
目次

人見知りが始まる時期と成長のサイン

生まれたての頃は身近な人しか認識できませんが、脳が発達すると他者にも関心を持つようになります。 すると「近づきたい」けれど「怖い」という心の葛藤が生まれ、これが人見知りとして現れます。

一般的に6ヶ月から12ヶ月の間に始まり、2歳頃までには自然と落ち着く一過性のものです。 泣きが増えて困るかもしれませんが、これは人を認識する能力が育っている証拠です。

周囲には温かく見守ってもらうようお願いしましょう。

パパ見知りの原因と克服のヒント

パパ見知りの原因は、赤ちゃんがお母さんといる時間が最も長く、お母さんの匂いや体温、顔を最初に覚えるためです。 お父さんが抱っこをすることで「お母さんとは違う人だ」と認識し、不安から泣いてしまうのです。

これは「お父さんが嫌い」なのではなく、人を区別できるようになった成長の証拠です。 パパ見知りを早く終わらせるには、無理に抱っこしようとせず、まずは家の中で遠くから赤ちゃんの様子を眺め、「家にいて当たり前の人」と認識させることが大切です。

人見知りを克服するための対策

外で泣いたら困るからと、外出を控える必要はありません。 初めての場所や人を経験して「初めてのところでも楽しい」という経験を赤ちゃんにしてもらうことが大切です。

また、いろいろな人に会う経験も重要ですが、抱っこまではしてもらわなくても大丈夫です。 お父さんやお母さんが楽しそうに話す姿を見せるだけで、「怖い人ではない」と認識しやすくなります。

初めて会う人には、事前に写真やテレビ電話などで顔を見せておくことで「知っている人」だと認識させましょう。 その際に「優しい人だよ」とポジティブな情報を伝えることも安心に繋がります。

おわりに

人見知りは他人だけでなく、お父さんやおじいちゃん、おばあちゃんにも起こることがあります。

「いつか終わる」という気持ちで気長に待ち、いろいろな場所や人と出会う経験を増やして、赤ちゃんの成長を見届けてあげてくださいね。

(おやこのへや編集部)

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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