赤ちゃんが見せる人見知り：始まりから終わりのサインと効果的な対処法

赤ちゃんの人見知り期間

赤ちゃんの人見知りは、生後6ヶ月ごろから始まることが多いですが、始まる時期には個人差があります。たとえば、生後3～4ヶ月で始まる子もいれば1歳を過ぎてから人見知りが始まる子もいます。

また、人見知りの期間も赤ちゃんによってさまざまで、2歳くらいまでに落ち着くことが多いものの、幼稚園に入るころまで続く子もいます。これは赤ちゃんの性格や環境による違いなので、あまり心配しすぎなくて大丈夫です。

人見知りは、赤ちゃんが「この人は知らない人だけど、ママ・パパとは違うのかな？」と感じ始めることから始まります。怖いけど気になる、近づきたいけどドキドキする…という気持ちの葛藤が、人見知りの行動につながっています。

特に、怖がりな性格の赤ちゃんは人見知りが強く出やすいと言われています。じっと人の目を見るけれど、見られると戸惑ってしまうこともあるのが特徴です。

人見知りを少しでも和らげるために、普段からいろいろな人に触れ合う機会を増やしてあげましょう。新しい人に慣れていくことで、人見知りが少しずつ減っていくことがあります。

また、人見知りが強い赤ちゃんには、相手と無理に目を合わせさせようとせず、赤ちゃんのペースに合わせてあげるのも効果的です。

外出したり、知らない場所に行ったりすることも、赤ちゃんの世界を広げる良い機会です。そのとき「今は人見知りの時期なんです」と周りに伝えておくと、理解を得やすくなりますよ。

人見知りは、赤ちゃんが成長していくうえでとても自然なことです。時期や程度には個人差があるので、焦らず赤ちゃんのペースを大切に見守ってあげましょう。

他の子と比べず、その子ならではのペースや性格を理解して、やさしくサポートしてあげてくださいね。

（おやこのへや編集部）