お食い初めには、お頭付きの鯛を用意するのが一般的とされています。 ご自宅で鯛を焼く場合は、ウロコや内臓をしっかり下処理し、ヒレが焦げつかないように塩をやや多めに振ると焼き上がりがきれいになります。
煮物には、ニンジン・ダイコン・レンコンなどの縁起の良い野菜を使うことが多く「家族が末永く繁栄しますように」といった願いが込められているといわれています。 彩りも美しく、食卓に華やかさを添えてくれるでしょう。
お吸い物には、ハマグリなどの二枚貝を使うのが一般的です。 これは「ぴったりと合う貝殻」の特性から、夫婦円満を願う意味が込められています。 調理の際は、しっかりと砂抜きを行い、水と昆布で煮て旨みを引き出しましょう。
また、お祝いの席に欠かせない赤飯は、災いを避ける縁起物とされています。 もち米とささげ豆(または小豆)を使って、炊飯器で簡単に炊けるレシピも多くありますので、無理のない範囲で取り入れてみてください。
お食い初めは複数の料理を用意するため、準備に時間がかかることもあります。 当日の負担を軽くするには、前日から作れるメニューを取り入れるのがおすすめです。
たとえば、煮物や紅白なますなどの香の物(漬物)は、時間を置くことで味がよくなじみ、さらに美味しく仕上がるでしょう。 前もってできることを進めておくことで、当日は赤ちゃんとの時間をゆったりと過ごせるかもしれません。
すべてを手作りにしようとすると、大変に感じることもあるかもしれません。 ですが、ご家族の無理のない範囲で、少しだけ手作りの温かみを加えることができれば、十分に心のこもったお祝いになるはずです。
お子さんの健やかな成長を願う気持ちを大切に、思い出に残るひとときを過ごしてくださいね。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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