「どこまで行きますか?」電車で不安そうにする外国人親子を助けた数日後⇒「あなたに…」手渡された手紙に涙…

「どこまで行きますか?」電車で不安そうにする外国人親子を助けた数日後⇒「あなたに…」手渡された手紙に涙…
毎日の通勤や通学に欠かせない公共交通機関。 今回はそんな公共交通機関にまつわる『心温まるエピソード』をご紹介します。
目次

言葉の壁を超えた、小さな贈り物

ある秋の夕方、快速電車に乗っていたときのことです。 車内は混み合っていて、私はドア付近に立っていました。

ふと、近くにいた外国人観光客のおやこがスマホの翻訳アプリを使いながら、困った様子で話し合っているのに気づきました。 どうやら目的地の乗り換えについて不安を感じているようでした。

私は英語が得意ではなかったのですが、思い切って「どこまで行きたいですか?」と声をかけることに。 すると、おやこは笑顔で「〇〇(行き先)」と教えてくれました。

私は知っている限りの乗り換えの案内を伝えると、何度も「Thank you」と感謝の言葉を口にしてくれ、深くお辞儀をして去っていきました。

そんなことがあった数日後のことです。

なんと、またそのおやこと駅で再会しました。 子どもが私を見て気づき、駆け寄って声をかけてくれたのです。

そして、子どもから折り紙が手渡してくれました。 お母さんが「あなたのために」と教えてくれ、小さな紙には「あなたに」「ありがとう」と、つたないひらがなが添えられていました。

言葉を超えた心の交流に胸がじんわりと温かくなりました。 今でもその折り紙は机の引き出しに大切にしまってあります。 (女性/41歳/会社員)

※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。

line
監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

おやこのへや編集部さんの記事一覧をみる
執筆者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

おやこのへや編集部さんの記事一覧をみる

おすすめ記事

「子どもとの暮らし」人気ランキング

うちの子の年齢別情報

おやこの毎日に
役立つ情報をお届けします

facebook instagram