当時1歳の娘を連れて、年齢別エリアのある遊び場へ行ったときの話です。 娘は「0~2歳児エリア」で遊ばせていたのですが、そこへ突然、4~5歳くらいの男の子たちが走り込んできました。
ルールでは「場内は走るの禁止」ですが、男の子たちは追いかけっこに夢中。 ハイハイしている赤ちゃんたちの間を縫うように走り回り、見ていてヒヤヒヤする状況でした。
親はどこかと探すと、エリアの隅でスマートフォンをいじっている母親がいました。 自分の子がルールを破って走り回っているのに、顔を上げようともしません。
見かねたスタッフがすぐに飛んできて、子どもたちに「ここは赤ちゃんがいるから走らないでね」と注意しました。 その場はいったん収まりましたが、スタッフが離れるとすぐにまた走り出してしまいます。 それでも母親は、我関せずでスマホを見続けていました。
その直後です。 様子を見ていたスタッフが母親の方へ駆け寄ってきました。 そして「お客様、先ほどから注意しておりますが、お子様を見ていらっしゃいませんよね」と一言。
母親は「え?」と不満げに顔を上げました。 続けてスタッフは「周りのご迷惑になりますし、危険です。ルールを守れないのであれば、退場してください」ときつく注意していました。
母親はバツが悪そうに何も言い返せず、子どもの手を引いてすぐに出ていきました。 入場してから、わずか5分程の出来事でした。
スマホに夢中で我が子を放置し、安全管理を怠る。 そんな「親としてやってはいけないタブー」を目の当たりにし、私は絶対にこうはなるまいと、反面教師にすることを心に誓いました。
(女性/29歳/主婦)
子どもは大人の言動をよく見ています。 だからこそ、トラブルがあったときには、思いやりやルールを伝える良い機会になります。
保護者の方は、日頃のふるまいが子どものお手本になることを意識したいですね。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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