コロナ禍で親も煮詰まりがち。子育ては息抜きできる時間を大切に
初の緊急事態宣言が発令されてから一年余り。コロナ禍によって、子どものいる家庭のくらしはどんな風に変わったのか。
『おやこのくふう』編集部は3歳~6歳の子どもをもつ家庭を対象にアンケート調査を実施。コロナ禍で増えたもの、コロナ禍で減ったものの実態が見えてきました。
「心当たりに思わずドキッ!!コロナ禍で増えたのは「子どもを叱る回数」!?最初の緊急事態宣言から早1年…」に引き続きその調査結果を紹介します。
コロナ禍前後の親の過ごし方の変化について調査したところ、ママが家事(洗濯、そうじなど)をする時間が増えた人は47%(とても+まあ)、料理をする時間が増えた人は56.9%(とても+まあ)と半数の人たちが、家のことをする時間が増えたといいます。
いっぽう、在宅時間が多くなって、パパたちの料理・家事参加が増えたのでは?と思っていたものの…パパが家事(洗濯、そうじなど)をする時間が増えた人は23.3%(とても+まあ)、料理をする時間が増えた人は21.4%(とても+まあ)と2割程度に留まりました。
家族が家にいる時間が長くなって、どうしても増える家事や料理。その負担はママたちのほうにかかっている実態が明らかになりました。
そして、衝撃だったのは「ママのひとり時間」!!とても減ったという人が28.4%、まあ減った24.3%と合計52.7%の人が減少したと回答しました。
それに対してパパのひとり時間は48.6%の人が変わらず。減ったという人は22.6%(とても+まあ)と2割程度に留まりました。
家事や料理をする時間が増え、家族とのコミュニケーションや子どもといっしょにいる時間が増え、その分「ひとり時間」が減っている…。コロナ禍は子どもにストレスを与えている一方でママたちにも多くの負荷を与えているようです。
ママたちのストレスが溜まると、どうしても子どもとの関係もピリピリ&ギスギスしがち…。増え続ける在宅時間の中で、ママたちがどうひとり時間を捻出するのか、ストレスを解消していくのか、長引くコロナ禍の大きな課題といえそうです。
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《調査概要》
・調査テーマ:初の緊急事態宣言発令から1年が経ち、 家庭内で変化したこと
・調査方法:インターネットによる調査
・調査時期:2021年4月9日~2021年4月14日
・調査対象:3歳〜6歳の子どもを持つ家庭
・調査対象者数:313人
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