冬の万能野菜！白菜は何歳から？離乳食の「葉」と「芯」の使い分け方【管理栄養士監修】

白菜は低カロリーながらも、ビタミンCやカリウム、食物繊維などの体に嬉しい栄養素が含まれています。秋から冬にかけて旬を迎えますが、スーパーでは1年を通して手に入れることができるので、以下で紹介する内容をぜひ参考にして白菜を取り入れてみてくださいね。

白菜は何歳から食べられる？

白菜は、注意点に気をつければ離乳食初期（生後5～6ヶ月ごろ）から与えられます。

白菜はやわらかくなるまでゆで、離乳食初期（生後5～6ヶ月ごろ）ではなめらかなペースト状、離乳食中期（生後7～8ヶ月ごろ）ではみじん切り、離乳食後期（生後9～11ヶ月ごろ）では5mm角、離乳食完了期（1歳～1歳半）では1cm角に切ってから与えましょう。

白菜はクセが少なく子どもにも食べやすい味わいですが、与えるときには注意点も存在します。

以下で紹介する注意点を理解し、子どもに与えるときの参考にしてくださいね。ここでは、3つ紹介します。

白菜は、まれにアレルギーを引き起こす可能性があります。そのため、初めて与えるときは加熱をして、少量から始めましょう。

万が一アレルギーを発症した場合でもすぐに病院に行けるように、かかりつけの病院が開いている平日の午前中などに与えると安心です。

白菜の芯の部分は繊維が多いため固い食感です。離乳食初期・中期の赤ちゃんにはまだ食べにくいため、この時期は葉の部分を使用し、芯部分は後期から与えるようにしましょう。

また、1番外側の葉も固いため、外側の葉も後期から与えるとよいです。

白菜のような葉物野菜は、離乳食期にはまだ食べにくい場合があります。

そのため、赤ちゃんが食べにくそうにしている場合はとろみをつけてあげましょう。とろみをつけることで飲みこみやすくなりますよ。

白菜は、アレルギーや与える部分、形状などに気をつければ、離乳食初期（生後5～6ヶ月ごろ）から与えられる野菜です。

クセが少なくほかの食材とも相性がよいため、さまざまな料理で白菜を楽しんでみてくださいね。

ライター/監修者：haya（管理栄養士）