【後編】社長令嬢と結婚するために離婚した男の末路

浮気相手カヨの正体と真実の暴露

ジュンは「俺がよりを戻してやる」と高飛車な態度を崩しませんが、ミチは「社長令嬢のカヨさんを捨てるのか」と皮肉ります。ミチは2週間前から探偵に浮気調査を依頼し、すべての情報を掴んでいました。ミチの調査により、浮気相手カヨは有名企業の社長令嬢ではなく、「ああいう嘘をついて男から貢いでもらっているただの一般人」であったという真実がジュンに突きつけられます。

絶望とミチの周到な準備

全てが嘘だったと知ったジュンは絶望し、「離婚だけは止めてくれ」とミチに土下座して懇願します。ミチは、無職で金銭的にも信用できないジュンと復縁するメリットはないと論破します。そして、ミチはジュンに「今から家に来るのね。あなたのご両親と一緒にね」と告げます。ミチは浮気が判明した3日目にはすでにジュン両親に連絡し、離婚を切り出した後にジュンが泣きついて戻ってくることを見越して、両親を自宅に呼んでいたという周到な計画を明かします。

慰謝料の支払いとミチの勝利

ジュンは自分の両親に浮気と会社を辞めたことがバレたことに狼狽し、「慰謝料まで払わないといけないのか」と抵抗します。しかしミチは、これまでのひどい扱いも含め当然だと突きつけます。ジュンは家に入るのを躊躇しますが、すでに家の前にいることを両親に見つけられ、玄関に向かった両親に捕まり修羅場に突入します。その後、ジュンは慰謝料を支払い親にも見捨てられ途方に暮れますが、ミチは貯金が増え順調な生活を送っているという結末が語られます。

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