
子どものやる気をぐんぐん伸ばすには、日々の関わり方がとっても大切になります。
もし、お子さんとのやりとりの中で「〜しなさい」「あれはダメ」といった“指示”や“禁止”の言葉が多くなっていないか、少しだけ振り返ってみましょう。 忙しい毎日の中でつい口にしてしまいがちですが、これが重なると、子どもは「自分で考えて動く」意欲の種を薄れさせてしまうことがあります。
まず大切にしたいのは、子どものこだわりや「自分中心」の世界。
例えば、同じ遊びばかりしていても、時間を忘れて集中しているなら、それは立派な意欲の種です。 「またそれ?」「もっと別のこともしなさい」ではなく、「好きなんだね」「こんなところが面白いんだね」と見守ってみましょう。
今の子どもたちが育つ社会では、正解を早く出す力よりも、自分の好きや得意を深める力が求められています。
禁止よりも、子どもが選べるような選択肢を示すこと。 失敗よりも、挑戦したことを認めること。
その積み重ねが、やる気の根っこになります。
やる気が出ない子にかける言葉は「頑張って」よりも「大丈夫、一緒にやってみよう」が効果的です。
・「どうしてやらないの!」ではなく「どこからなら始められそう?」「わかないことがあったら教えてね。」
・「早くしなさい」ではなく「5分だけ一緒にやってみようか」「どこなら手伝って良い?」
・「できるでしょ?」ではなく「○○君ならできるって信じているよ。」
やる気とはエンジンのようなもので、急に全開にはできません。 まずは小さな“始める力”をサポートすることが大切です。
さらに「できたことを具体的にほめること」と「失敗しても良い」と伝えることで、安心感の中からやる気はじんわりと戻ってきます。

子どものやる気が出ないとき、親として焦りや不安を感じるのは自然なことです。 でも、無理にやらせたり、言葉で責めたりするよりも、まずは子どものペースに寄り添いましょう。
好きなことに夢中になる時間、安心して失敗できる環境、そして「あなたのままで大丈夫」と伝える存在。 それこそが、子どもが再び前を向くためのエネルギーになります。
やる気は押しつけるものではなく、寄り添いながら育てるもの。 今日からできる小さな声かけや関わり方で、子どもの心にそっと光を灯してみませんか?
監修/ライター:オオイシ(幼稚園教諭二種・保育士)
娘「前に住んでいたお家見てみたい!」妻「いいよ」しかし到着した直後⇒夫「帰...
2024.08.10
【保育士が解説】3歳児ってこんな感じ!発達の特徴やおすすめの遊び方を解説
2023.10.02
【保育士が解説】5歳児の発達と特徴|反抗期がくるって本当?接し方やおすすめ...
2023.10.02
産婦人科で…男性医師の”診察”に違和感を覚えた妊婦。医師の姉に相談した数週...
2024.08.07
強引に『叔父の産院』へ転院させた夫。だが後日⇒「私に任せて」医師の姉が行っ...
2024.08.07
出産前に転院した妻#5
2024.08.07
【ダイソー工作】たった400円で完成する「おうちプラネタリウム」が感動的!...
2021.08.06
夫の帰宅直後…「話がある、ちょっと来て」妻の態度に”違和感”!?その後→妻...
2024.08.01
子どもの「人見知り」への向き合い方|保育士が伝える、サポートのコツ
2025.10.06
出産前に転院した妻#6
2024.08.07