車掌「次の駅で停車時間が長くなります、ご希望の方に…」直後⇒乗客「えっ！？」現れた車掌の姿に驚愕して―！？

遅延を忘れさせた、車掌さんの「魔法の一杯」

終電間際のローカル線での出来事です。

車内には私を含め十人ほどの乗客しかいませんでした。そんななか、突然車掌さんがマイクで告げたのです。

「次の駅で停車時間が長くなります。ご希望の方に、温かいお茶のサービスを行います」

誰もが一瞬聞き間違いかと思いました。その直後、制服姿の車掌さんが小さなワゴンを押して現れたのです。

乗客みんなが「えっ！？」と驚いた顔で車掌さんを見ていましたが、「お茶はいかがですか？」と笑顔で聞いて回る車掌さん。

話を聞けば、その日は大雪による遅延が多く、乗客への感謝を込めたサプライズサービスとのこと。紙コップに入ったお茶を受け取ると、冷えた体が一気に温まりました。

乗客同士も自然と会話が始まり、皆が笑い合う温かい空間になったのです。遅延したこともすっかり忘れるほどの心温まる心遣いでした。（女性/34歳/会社員）

通勤や通学などで電車を毎日利用する人も多いのではないでしょうか。そんな何気なく過ごしている車内の時間にも、ふと心に残る瞬間が潜んでいることも…。

そんなひとときが、後になっても忘れられない記憶として残ることもあるかもしれませんね。

※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。