赤ちゃんのお風呂の入れ方！一人でも安全・スムーズに入れるためのコツ

入浴前の準備と安全確保の注意点

赤ちゃんとの入浴をスムーズに行うために、まずは必要なものを準備します。

ベビーバス、洗面器、ベビーソープ、体を洗うガーゼ、バスタオルなどに加え、湯温計や沐浴剤などがあると便利です。お風呂上がりは喉が渇くため、湯冷ましやミルクなど、すぐに飲ませられる水分も忘れずにセットしておきましょう。

お風呂から上がったらすぐに赤ちゃんを寝かせて体を拭けるように、バスタオルや新しい着替えを柔らかい床の上に広げておくのがポイントです。

また、お湯の温度は赤ちゃんにとって適切な37度から38度が目安です。大人には「少しぬるい」と感じるくらいがちょうど良いでしょう。冬場は脱衣所や室温を暖めておく配慮も大切です。

まだ小さい赤ちゃんは、裸の状態だと不安を感じて泣いてしまうことがあります。沐浴布や薄手のタオルなどで優しく包んで、手早くお風呂場へ連れて行くのがおすすめです。冬場などはお湯が冷めやすいため、お湯の温度は入る直前にもう一度測るようにしてください。

体を洗う際は、綺麗な場所から順に洗うのが基本です。ベビーソープはしっかりと泡立ててから、手のひらで優しく洗いましょう。

一人で入れる場合、ベビーバスのふちに自分の腕を置くようにすると、赤ちゃんを安定して支えることができるため、片手でも洗いやすくなります。洗い終わったら、最後にきれいなお湯でしっかりとすすぎましょう。

沐浴の際にかがむ体勢がつらいと感じる方には、シンクで洗えるベビーバスがおすすめです。立ったまま赤ちゃんをお風呂に入れることができるため、腰への負担が軽減できます。お湯が出るキッチンなら温度調節もしやすく、赤ちゃんにも負担が少ないでしょう。

また、片手で赤ちゃんの体重を支えるのが大変なときには、お風呂マットが役立ちます。ひんやりしない素材でできていたり、寝かせたまま洗えるようにくぼみが付いていたりするものもあります。一人でお風呂に入れる際には、とても重宝するアイテムです。

一人で赤ちゃんをお風呂に入れるのは難しく感じるかもしれませんが、事前の準備や便利グッズを活用すれば、安全かつスムーズにできるようになります。

この記事を参考に、赤ちゃんとのかけがえのないお風呂タイムを楽しんでくださいね。

（おやこのへや編集部）