文部科学省が提唱する「生きる力」とは、変化の激しい現代社会を、子どもたちが自立してたくましく生き抜くための「総合的な能力」のことです。
これには、基本的な知識や技能を活用するだけでなく、自ら考えて判断し、表現して問題を解決する力が必要です。 さらに、豊かな人間性や健康・体力なども含めた、バランスの取れた力が求められています。
思考力を伸ばすには、子どもの疑問にすぐ答えず、「どう思う?」と問いかけて、自ら考える習慣をつけることが大切です。 答えがわからない場合はおやこで一緒に調べることで、課題を解決しようとする意欲が育ちます。
判断力を鍛えるには、おやつ選びや外出の計画など、子ども自身に決定させる機会を増やしましょう。 たとえ失敗しても成長のチャンスと捉え、親は温かく見守る姿勢が重要です。
表現力は、日々のおやこのコミュニケーションを通じて育まれます。
たとえば、子どもとの会話で、話した内容を具体的な言葉で膨らまして返すことで(例:「お花」に対して「きれいな赤いお花だね」)、ボキャブラリーが増え、表現が豊かになるでしょう。 また、絵本の読み聞かせは、多様な言葉や感情に触れる良い機会となり、子どもの表現力を高める上で効果的だとされています。
未来の予測が難しい現代を生き抜くために、子どもの「生きる力」は不可欠です。 この力は特別な教育ではなく、日々の家庭生活の工夫によって育むことができます。
ぜひご家庭でも、意識して取り入れてみてください。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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